「DDJ-FLX4」登場。新たなエントリー向けDJコントローラーの決定版？

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Pioneer DJから、マルチアプリ対応2ch DJコントローラー「DDJ-FLX4」が発表されました。

先日より完売状態であったDJコントローラーのエントリーモデルとして決定版とも言える存在であった同社の「DDJ-400」の後継とも言える本モデルは新たな入門向けDJ機材の決定版となりそうです。

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DDJ-FLX4の特徴

rekordboxとSerato DJに対応

DDJ-FLX4は、rekordboxおよびSerato DJ Liteの両方のDJソフトウェアに対応。

Serato DJを使用する場合は、別途ライセンスを購入することでSerato DJ Proでも使用可能。

自身のDJスタイルに合わせてDJソフトウェアを選択出来るので互換性の広さは嬉しいポイントです。

マルチデバイス対応

rekordbox for Mac/WindowsをインストールしたPC/Macだけでなく、rekordbox for iOS/AndroidをインストールしたスマートフォンなどのモバイルデバイスをUSBケーブルもしくはBluetoothで接続してDJプレイを行うことも可能に。ワイヤレス接続できるのは配線の物理的制約もなくセットアップが楽になりそうですね。

本体にはUSB-Cポートが2口装備されており、一方はPC/Macとの接続&電源供給、もう一方は電源供給のみサポートしています。

プロフェッショナル仕様のレイアウト

DDJ-FLX4は、DDJ-400のプロフェッショナル仕様のレイアウトを引き継ぎながら、親しみやすいシンプルなデザインが採用されています。

初心者から上級者まで違和感なくDJプレイを行えるシンプルなデザインで、

最大外形寸法 (W×D×H)：482.0 × 272.8 × 59.2 mm
本体質量：2.1 kg

と持ち運びも便利なコンパクト設計となっています。

クリエイティブなDJプレイを可能にするSMART CFX機能とSMART FADER機能

新たに追加されたSMART CFX機能では、ノブの操作のみでプロDJが行うような複数のエフェクトを組み合わせたダイナミックなサウンドを加えることが出来ます。

また、驚きの機能の一つが、SMART FADER機能。チャンネルフェーダーもしくはクロスフェーダーを操作するだけで、音量・低音域・BPMが自動的に最適化されるので、ジャンルの違う楽曲同士でも簡単にミックスすることが出来ます。もはや練習もすることなく誰でもすぐDJプレイができてしまう「そんなのあり？」的な機能ですね。

DJビギナーにとっては複雑な操作をすることなくクリエイティブなミックスが行えるため、モチベーションの維持やDJの楽しさを体感できるサポート機能としては申し分ない機能と言えますね。

DJ向けストリーミング音楽配信サービス対応

DDJ-FLX4が対応しているDJソフトウェアrekordboxでは、Beatport Streaming、 Beatsource（別途有償サブスクリプションに登録する必要有り）が提供する数百万の音源ライブラリーを使用して、シームレスなDJプレイをすることが可能に。

USBバスパワー対応とUSBオーディオ出力

DDJ-FLX4はUSBバスパワーに対応しているため、別途電源を用意しなくても接続したPCから電源供給が可能。
場所の制限を受けずに好きな場所でDJプレイを楽しむことが出来るほか、USBケーブル1本で本体からDJマスター音声とマイク音声を合わせて出力できるため、簡単にMCやストリーミング配信をすることも可能です。