イベント会場に設置されたPioneer DJの一体型DJシステム

CDJでUSBが認識されないときの対処法|曲・プレイリストが出ない原因も解説

本サイトのコンテンツ内にはPRリンクが含まれる場合があります

CDJにUSBメモリーを挿したのに認識されない。USBは表示されるのに、曲やプレイリストが見つからない。そんなときは、どこまで読み込めているかを確認すると、原因を絞り込めます。

まずは初期化せず、次の3つに分けて確認しましょう。対応するUSBの形式や楽曲形式は機種によって異なるため、使用するCDJの型番も確認してください。

まずは症状を切り分ける

症状最初に確認すること
USB自体が表示されない接続とUSBのファイルシステム
USBは見えるが、曲・プレイリストが出ないエクスポート先とライブラリ形式
曲名は見えるが、再生できない楽曲の形式とエラーコード

USB自体が認識されないとき

パソコンと別のUSBで確認する

USBが奥まで挿さっているか、読み込み元として対象のUSBを選んでいるかを確認します。抜き差しするときは再生・アクセス中を避け、機器の取り外し手順に従ってください。

原因を切り分けるには、パソコンでUSBを開けるか、同じCDJで動作確認済みの別のUSBを読めるかを試します。パソコンでも読めない場合は、初期化より先にデータの保全を優先しましょう。

USBのフォーマットが機種に対応しているか確認する

パソコンで使えるUSBでも、CDJが読めるとは限りません。たとえばCDJ-2000が対応するファイルシステムはFAT16・FAT32・HFS+です。exFATやNTFSでフォーマットしたUSBは、この機種では使えません。

exFATに対応するDJ機器もありますが、すべてのCDJで使えるわけではありません。Windowsではドライブの「プロパティ」、Macでは「ディスクユーティリティ」で形式を確認し、使用機種の仕様と照らし合わせてください。

形式を変更する必要がある場合は、USB内の必要なデータを別の場所にバックアップしてからフォーマットします。フォーマットするとUSB内のデータは消えるため、本番直前に唯一のUSBを初期化するのは避けましょう。

USBは見えるのに曲・プレイリストが出ないとき

rekordboxから正しいUSBへエクスポートする

パソコン内のプレイリストに曲を追加しただけでは、USB側は更新されません。rekordboxで対象のプレイリストを右クリックし、「プレイリストをエクスポート」から目的のUSBを選びます。転送後は「デバイス」内のUSBを開き、曲とプレイリストが入っているか確認してください。

音楽ファイルをUSBに直接コピーする方法と、rekordboxのプレイリスト情報を含めて書き出す方法は別です。操作の詳細はrekordboxからUSBへエクスポートする方法も参考にしてください。

CDJ-3000XなどではOneLibraryを確認する

CDJ-3000XはOneLibrary(旧称:デバイスライブラリプラス)を使用します。従来のデバイスライブラリとは別の形式なので、「別のCDJでは見えるのに、この機種では見えない」という原因になることがあります。CDJ-3000とCDJ-3000Xを混同しないよう注意しましょう。

最新のrekordboxでUSBを接続し、「デバイス」→USB名→「OneLibrary」の内容を確認します。従来形式から変換する場合は「OneLibrary」を右クリックし、「デバイスライブラリから変換」を選びます。

変換すると既存のOneLibraryは上書きされ、そこだけにあるプレイリストや演奏履歴は失われます。必要な情報を先にrekordboxへ取り込み、バックアップしてから実行してください。両方のライブラリで内容が違う場合も、必要なプレイリストを取り込んでから再エクスポートします。

一部の曲だけ出ない場合は元ファイルを確認する

元の音楽ファイルを移動・改名すると、rekordboxから参照できなくなることがあります。「ファイル」→「見つからないファイルをすべて表示」で確認し、「自動配置」または「再配置」で保存先を指定してから、もう一度エクスポートしましょう。

曲名は表示されるのに再生できないとき

この場合は、USBのフォーマットだけでなく音楽ファイルの形式・破損を確認します。参考として、CDJ-3000の公式FAQでは次のように案内されています。

エラー確認すること
E-8302ファイルの破損などで読み込めない状態。他のプレーヤーで再生できるか確認し、必要に応じてファイルを用意し直す。
E-8304/E-8305機器が対応していない音楽形式。取扱説明書にある対応形式のファイルを用意する。

対応可否は拡張子だけでなく、サンプリング周波数などの条件によっても変わります。rekordboxで再生できても、使用するCDJで再生できるとは限りません。機種ごとの対応表を確認し、変換が必要なら音声変換ソフトなどで書き出し直してください。ファイル名の末尾だけ変更しても変換にはなりません。

解決しない場合と本番前の備え

対応形式でエクスポートし直しても改善しない場合は、CDJの型番・ファームウェアのバージョン・USBの形式・エラー表示を控えてメーカーへ相談しましょう。「別のUSBでは動くか」「別のCDJでは読めるか」も伝えると、切り分けに役立ちます。

本番前には使用予定の機種で読み込みと再生を確認し、同じプレイリストを入れた予備のUSBも用意しておくと安心です。USBを見直す場合は、DJ用USBメモリーの選び方もチェックしてみてください。

出典:AlphaTheta「パソコンでは認識されますが、CDJ-2000では認識されません」
出典:rekordbox公式FAQ「トラブルシューティング」
出典:rekordbox公式「USBエクスポートガイド」
出典:AlphaTheta「CDJ-3000のエラー表示について」
出典:rekordbox公式FAQ「DJ機器で対応している音楽ファイルフォーマット」
公式情報の確認日:2026年9月15日。対応状況や画面の表記は、機種・ソフトウェアのバージョンによって異なります。

この記事を共有する:
上部へスクロール