レコード買取のおすすめ専門店3選。信頼できる業者の見分け方と高価買取されるレコードとは

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近年のアナログレコード人気再燃により、ここ10年ほどにかけてレコードの生産実績は年々増加しており、スマホやPCなどからいつでもどこからでも音楽に無料でアクセスできるデジタル全盛の現代で、音楽を所有する喜び、アーティストや曲に対する愛着をもたらしてくれる、あえて不便な「レコード」という媒体への需要が高まっています。

今回は、見事に需要復活を果たしたレコードを売却する際に利用できるレコード買取店の選び方、どんなレコードが高額買取されるのか、おすすめ買取業者3店をご紹介したいと思います。

ここ10年で約10倍に跳ね上がったレコード生産

デジタル普及とともに風前の灯火と思われたアナログレコードですが、近年では存在価値が逆に高まっており、さまざまなアーティストの楽曲がアナログレコードの媒体でリリースされています。

下記のグラフから分かる通り、過去10年でアナログレコードの生産実績は10倍近くに飛躍しており、世の中のレコードに対する旺盛な需要を表しています。

2013~2022アナログレコードの生産実績(出典:一般社団法人 日本レコード協会

そして、「高い需要がある」ということはつまり「高く売ることができる」とも言え、若かりし頃に集めて家に眠っているレコードがある人などにとっては、所有しているレコードを売却するタイミングとしては絶好の機会とも考えられます。

高額買取されるレコードとは

大原則として、物の価値と言うのは「需要と供給」によって決まります。

「レコード」という媒体自体の需要は上記のように高まっていますが、それぞれのレコードがどれくらい価値があるかは、そのレコードに収録されているアーティストや楽曲の人気がどれくらいあるのかに左右されます。

何らかの理由で昔のアーティスト、楽曲、または音楽のジャンルにブームが起きたりすることもあり、ブームが起きている時期は需要が高まるためその分買取価格も上がります。

また、限定版や特別なバージョンのアルバムなど、市場において希少性が高い場合は、それも価値を高める要因となります。

加えて、レコード盤のコンディション(状態)に傷やひび、歪みなどがなく良好な状態かどうか、レコードのジャケットも破れや日焼け、汚れがないかどうかも価値に影響を与えます。

これらの様々な要因を総合的に考慮して、市場やコレクターの評価によってレコードの価値が決まります。

レコード買取の3つのパターン

レコード買取の形態は大きく分けてた「宅配買取」「店舗買取」「出張買取」の3つの方法で行われています。

宅配買取

レコードを売却する際に一番有力な選択肢になるのが買取店に宅配便で売却したいレコードを送付する「宅配買取」です。

お店によっては送料負担はもちろん、送付用のダンボールや緩衝材などの宅配キットを無料で提供してくれる店もあり、売る側の労力と金銭的負担が最小限に抑えられるのも嬉しいポイントです。

デメリットとしては、買取店スタッフとはメール等でのやりとりが基本となり相手の顔が見えない取引となるため、よくない条件を提示されても受け入れてしまう場合が多くなるという点です。

大きくて重いレコードの発送作業は重労働です。買取業者に送ったレコードの査定額に納得がいかず返送してもらうことになっても場所も労力も取られますし、最悪送料をこちらで負担しないといけない場合もあるでしょう。

一度送ってしまうと買取査定額が想定より低くても返送や別の買取店への再発送の手間を考えて、泣く泣く安い金額で売却してしまう、というパターンも考えられます。

そのような無駄を避けるためにも、誠実な査定、高額な価格で買取をしてくれる優良店にレコード買取を依頼することが重要です。

店舗買取

レコードに限らず何か物を売るときに真っ先に思い浮かぶ方法が買取を行なっている店舗に直接持ち込んで買取を行なってもらう「店舗買取」です。

近くに買取をしてくれるレコード店があり、売りたいレコードが数枚程度であればお店に持ち込むのもいいかもしれません。しかし、数十枚、数百枚となるとレコードは非常に重いため、運搬を考えるとあまり現実的ではありません。

また一般的にレコード店はコンビニのようにどこにでもあるお店ではない上、繁華街の雑居ビルの一角など、車で直接持っていくことが難しい場所にあることが多いため、なおさら店舗に持ち込むというパターンが適している人は少ないでしょう。

出張買取

最も労力をかけずにレコードを売ることができるのがこの「出張買取」です。

買取店のスタッフに自宅などのレコード保管場所に直接出向いてもらい、その場で査定や引き取りを行なってもらえる出張買取ですが、対応可能エリアが限られていたり、ある程度売却したいレコードが大量にないと買取に来てもらえないなど制約があるのも事実。

また、自宅に来られたくないという抵抗感がある人は上記の宅配か店舗での買取がおすすめです。

信頼できるレコード買取業者の見分け方

大切なレコードを売却するわけですから、丁寧な対応と誠実な査定を行なってくれる信頼できる業者になるべく高く買い取ってもらいたいですよね。

またレコードに限らず、何かを買取に出す際は買取店に対して運転免許証のコピーなどの個人情報を提出する必要があります。個人情報保護が叫ばれるこの時代に見ず知らずの業者に自分の身分証明書を差し出すわけですから、信頼できる業者を選ぶことは非常に重要だと言えます。

あくまで一例となり下記の項目に当てはまらない買取店は信頼できないということは決してありませんが、信頼できるレコード買取店を見分けるためにチェックしたいいくつかのポイントを挙げてみました。

どういった企業が運営しているのか

レコード買取サービスを行なっているお店は、上場企業が運営しているところから、地元で一人で運営している個人店まで様々です。

特にレコード店に知り合いもいない場合は、やはり上場企業や知名度の高いお店/企業のような運営母体の正体がはっきりしている業者に依頼するのが安心だと言えるでしょう。

本人確認のために身分証明書を渡す必要もあるので、「プライバシーマーク」取得企業かどうかなど、個人情報の管理にも気をつけている会社か、なども判断基準になるかもしれません。

また、レコード専門店かどうか、実績はどれくらいあるのかなど、WEBサイトから確認できる情報だけでも、きちんと価値を査定できる知識を持った業者なのかどうか判断基準となる情報はいくつか見つけることができるでしょう。

宅配キットの無料提供があるか

先述の通りレコード買取店の中には、レコードを宅配買取に出すにあたって送付用の宅配キットを無料で提供してくれる店もあります。

当然、ダンボールや宅配キットを自宅まで届けてくれる送料もタダではありませんので、お店側はコストをかけてレコードを売ってくれる顧客にサービスを提供してくれていることになります。

そこまで買取サービスに力を入れている業者はある程度大きい規模でビジネスを行なっている可能性が高いですし、一つの信頼できるかどうかの判断基準にしても良いかもしれません。

レコード買取のおすすめ専門店

バイセル

東証グロース上場企業である株式会社BuySell Technologiesが運営するバイセルは、リユース業界の大手企業の一つ。

2015年~2022年のレコードを含む累計買取実績は業界トップクラスの2,700万件以上と圧倒的な実績を持ち、レコード専門ではなくオーディオ機器から古着やブランド品など幅広いジャンルで買取を行なってもらえます。

宅配・店舗・出張全ての買取方法に対応しており利便性も抜群。送付前にメールや電話で無料相談ができるので、まずはお問い合わせから気軽に始めてみてもいいですね。

エコストアレコード

Face Recordsというレコードショップを全国各地で展開していることでも知られるFTF株式会社が運営するレコード・CD・オーディオの出張買取、郵送買取を専門に行なうのがエコストアレコードです。

宅配・持込・出張全ての買取方法に対応しており、レコード買取歴30年以上、実店舗のレコードショップも運営していることからレコードに対する専門性はピカイチと言えるでしょう。

値段が付きにくそうなレコードでも知識豊富なベテラン専門スタッフによる納得の査定が期待できますね。

ビーレコード

BeeRecords(ビーレコード)は、石川県に本社を置き各種リユース事業を手がける株式会社山徳が運営するアナログレコード宅配買取専門サービス。

店舗・出張買取は行なっておらず宅配買取のみの対応になるものの、宅配キットの無料提供はもちろん、レコード1枚から無料で買取申し込みができるため、売りたいレコードが少量しかない場合も安心して買取依頼を行えます。

まとめ

所有しているレコードの価値は世の中の需要によって決まります。レコード自体の需要が復活を遂げたように、今見向きもされていない音楽がちょっとしたきっかけで世の中の注目を集め価値が上がるようなことも起こり得るため、ベストな売り時がいつなのかという答えは誰にもわかりません。

レコードはサイズも大きく重量もあるため自宅に保管するにしてもスペースを圧迫してしまうのは事実。もし売却してもいいレコードがお家などに眠っている人は、今回ご紹介した買取サービスを利用して、次の趣味のための軍資金を作ってみてもいいかもしれませんね。

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