Technics DJターンテーブルの新旗艦「SL-1200MK7W」を2026年6月中旬に発売。半世紀の伝統と最新技術が融合した一台

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パナソニック株式会社は、テクニクスブランドにおいて、世界のクラブカルチャーやDJシーンを半世紀以上にわたり支え続けてきたダイレクトドライブターンテーブル「SL-1200MKシリーズ」の最新モデル「SL-1200MK7W」を発表しました。

発売は2026年6月中旬を予定しており、カラーは王道のブラック(K)とシルバー(S)の2色展開、市場想定価格は124,000円前後(税込)となっています。

伝説の使い心地はそのままに。中身をフルモデルチェンジした「SL-1200MK7W」が2026年6月に登場

今回の「MK7W」の最大の見所は、世界中のDJたちから「絶対に変わらないでほしい」と評される伝統のレイアウトやボタンの配置、プラッターの操作感を完璧に踏襲しつつ、内部のモーター、プラッター、シャーシといった主要コンポーネントをすべてゼロから新開発した点にあります。

過去のモデルに慣れ親しんだDJが、触れた瞬間に「いつもの感覚」でプレイできる安心感と、現代の最新技術がもたらすスペックアップが見事に融合しています。

Hi-Fi技術を惜しみなく投入。「コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」でコギングを解消

ターンテーブルの心臓部には、テクニクスが高級Hi-Fiオーディオの開発で培った先端技術を応用した「シングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」が採用されました。

従来のダイレクトドライブ方式の弱点でもあった、回転中の微小な速度ムラ(コギング)を構造上完全に排除。さらに、アルミダイカストと不要共振を抑えるデッドニングラバーを貼り合わせた2層構造の新型プラッターと組み合わせることで、モーターの安定した回転と極めて高い音質向上を両立しました。

驚くべきは、これほど内部が変わっていながらも、レコードを手から離す際やスクラッチ時の「慣性質量」やトルク、ブレーキスピードが旧名機(SL-1200MK6など)と全く同じフィーリングになるよう、緻密にチューニングされている点です。

ターンテーブルの心臓部には、テクニクスが高級Hi-Fiオーディオの開発で培った先端技術を応用した「シングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」が採用されました。

プレイスタイルに合わせたデジタルモーター制御と多彩な再生機能

「ターンテーブルは楽器である」。この哲学のもと、最新のデジタルモーター制御技術を搭載したことで、DJの好みに合わせた高度なカスタマイズが可能になりました。

本体のスイッチ操作により、モーターのトルク(トルクの強さ)やブレーキスピード(停止する速度)を4段階で微調整可能。

さらに、多彩なパフォーマンスを可能にする「逆回転再生機能」や、レコード盤のスクラッチ耐性を高める独自の追従性を実現。通常の33 1/3回転、45回転に加え、SP盤の再生やこれまでにないトリッキーなDJプレイを可能にする「78回転再生」にも対応しており、ピッチコントロールも±8%と±16%の2段階で正確かつ安定したデジタル制御が行えます。

タフなクラブ環境に耐える高剛性2層シャーシと2色切替LED

大音量の重低音が鳴り響く過酷なクラブブースでの使用を想定し、足元となる筐体設計(制振性・防振性)も大幅に強化されました。

外部からの振動を遮断するシャーシには、ABS樹脂にグラスファイバーを20%混入した特殊素材と、アルミダイカストシャーシを強固に一体化させた2層構造を採用。

歴代シリーズの強みであるスプリングとラバーで構成された高減衰インシュレーターと合わせることで、スクラッチ時やフロアの振動によるハウリング(音の回り込み)を徹底的に抑制します。

また、トーンアーム軸受けには高精度な切削ベアリングを使用し、高い初動感度をキープ。さらに、視覚的な演出として、内蔵LEDライトの色を「赤色」と「青色」の2色から好みに合わせて切り替えられる新機能も追加されました。

着脱式ケーブルの採用で、メンテナンス性と使い勝手が大幅向上

現場のDJや機材設置を行うエンジニアから特に歓迎される仕様として、音声用のPHONO端子およびアース端子、そして電源コードの「着脱式ケーブル(金メッキ仕様)」化も行われました。

従来の固定式ケーブルとは異なり、万が一断線トラブルが起きてもケーブル交換だけで即座に対応が可能となったほか、ブースのレイアウト変更や持ち運びの際の撤収作業が劇的にスムーズになります。

音質劣化の少ない端子構造により、音にこだわるオーディオリスナーにとっても、お気に入りの高品位なケーブルへ自由にアップグレードできるという大きなメリットをもたらしています。

アナログレコードの需要は世界的に復調しており、そうした時代の流れを的確に捉えつつ、プロフェッショナルDJの現場ニーズに真摯に向き合った製品になっている印象です。

歴史を裏切らず、中身を進化させた「SL-1200MK7W」は、これからのDJシーンのマスターピースとなるはずです。

出典:Technics

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