レコードを持つ人

アナログレコードが一枚からプレス可能。CUT&RECで憧れのオリジナル音源VINYL化が実現?

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DJ・トラックメイカーなどミュージシャンにとっての憧れのひとつ、「オリジナル音源のアナログレコードでのプレス」。

そんな夢が実現する、オリジナルレコードを1枚からオーダーメイドで製作できるサービスをご紹介します。

CUT&REC(カット・アンド・レック)

CUT&RECは、大分に所在地を置く合同会社サウンドロープが展開する、世界に1枚だけのオリジナル・レコードをオンラインでカスタムオーダーできるダブプレート・サービス

オンラインでアナログプレスしたい音源のWAVやMP3データを入稿すれば、2週間程度で完成したレコードが送られてくるという夢のようなサービスです。

レコードのプレス費用

レコードサイズは、7インチ(¥4,180〜)、10インチ(¥5,280〜)、12インチ(¥6,380〜)の3種類となっており、サイズの他、収録楽曲数、ディスクタイプ(ブラック/クリア/ピクチャー)、ジャケット・センターレーベルのデザイン有無で価格が変動します。

  • 楽曲収録費:+550円 / 1曲
  • レーベル製作:+1,100円
  • ピクチャー盤製作:+3,300円
  • ジャケット製作:+3,300円
  • 収録上限:両面10曲まで(片面5曲)
  • 収録時間:両面10分まで(片面5分)
  • レコードタイプ:ブラック / クリア / ピクチャー盤

*価格は記事執筆時点の価格となります

レコードの品質

1枚からのオーダーメイドレコードということで品質について気になるところですが、入稿されたオーディオファイルは、エンジニアによりデジタルからアナログに変換する独自の最適化調整が行われアナログレコードに適した音質へ調整が行われた後にカッティングされるようなので過度な心配は要らなさそうです。

また、市販のレコードと同等の品質を誇る塩化ビニール製のレコード盤を使用するため、DJプレイはもちろんスクラッチプレイへの耐久性にも優れているとしています。

レコードのデザイン

ジャケットやセンターレーベル、ピクチャー盤はサイト上で自由にデザイン出来るため、お気に入りの写真/画像やイラストデータを使用してオリジナリティに細部までこだわることが可能です。

注文前の最終確認として、デザインの完成イメージは3Dプレビューで360°の全方向から確認することが出来るため、「オーダーして届いたらイメージと違った・・・」といった注文ミスも極力排除出来るように配慮されています。

レコードプレスの注意点

注意点としては、入稿する音源・画像データ等の著作権をはじめとする権利関係は注文者の責任において利用する必要があるため、特にアーティスト活動の一環として販売やPRに利用するなど商用利用を想定している場合は許諾を取るなど権利処理が必要なことは頭に入れておきたい点です。

レコードブームの再燃

こういったサービスが提供される一つの背景として、近年ではアナログレコード人気の再燃が起こっており、ここ10年ほどにかけてレコードの生産実績は年々増加しており、スマホやPCなどからいつでもどこからでも音楽に無料でアクセスできるデジタル全盛の現代で、あえて音楽のフィジカル体験を求める需要が広がりつつあります。

▼アナログレコードの生産実績の統計

出典:一般社団法人 日本レコード協会

まとめ

通常アナログレコードを作るときは、最低発注単位が100枚単位などと一定のロットでオーダーする必要があり、最低でも数十万円のコストがかかるのが一般的でしたが、CUT&RECのサービスを利用すればオプションをフルで付けたとしてもオリジナルの12インチレコードを1万円台でプレスでき、大手レーベルに所属しないアーティストや個人で活動するアーティスト、趣味で音楽制作を行う人にとってはまさに夢のようなサービスとなっています。

自分の音楽活動の証として、フィジカルな音楽体験をファンに提供するため、様々な理由で音楽を手にとって楽しむことのできるアナログレコードの制作を検討してみてもいいのではないでしょうか。

CUT&REC:https://cutnrec.com/

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