DJミキサー

rekordbox DVS対応DJミキサーのおすすめ5選と選ぶ際の注意点

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専用のコントロールバイナルを使用してアナログレコードでDJプレイを行う時と同じ感覚でPC内の音源を使用しDJを行うことが出来るDVS(Digital Vinyl System)。

オープンフォーマット系DJやHIPHOP系ジャンルでは根強い人気を誇るDVSでのDJスタイルですが、今回はPioneer DJのDJソフトウェア「rekordbox」でDVSコントロールを可能にする対応DJミキサーのおすすめと選ぶ際の注意点をご紹介します。

rekordbox dvs対応のミキサーを選ぶ際の注意点

まず、rekordbox dvsに対応する方法として、

・専用のオーディオインターフェースを使用する方法
・専用のオーディオインターフェースを使用しない方法

の2通りの対応方法があります。簡単に説明すると、

専用のオーディオインターフェースを使用する方法:INTERFACE 2 というrekordbox専用の外付けオーディオインターフェースをターンテーブル/ミキサーとPC間に挟むことでDVSコントロールを実現する。dvs対応ミキサーは必要なくどんなDJセットアップにも対応可能。

専用のオーディオインターフェースを使用しない方法:rekordbox dvs対応ミキサーの使用が必須。オーディオインターフェイスはミキサー内に組み込まれた形になっている。

という違いになり、既存のDJセットアップでrekordbox dvsを使用したい場合はINTERFACE 2を導入、新しく導入するミキサーでrekordbox dvsを使用したい場合はrekordbox dvs対応ミキサーを選ぶ、という対応の違いになります。

INTERFACE 2は、SeratoでいうところのRane SLシリーズやDenon DJ DS1、Reloop Fluxのような存在といえばわかりやすいでしょうか。

rekordbox dvs対応ミキサーですが、選ぶ際の注意点があります。
それはrekordbox dvsに対応しているかどうかと、rekordbox dvs ライセンスキー付属の有無は別だということ。

具体的な機種で言うと、「DJM-900NXS2」「DJM-S9」などの機種はrekordbox dvsに対応はしていますがrekordbox dvs ライセンスを別途購入する必要があります。

今回は追加費用などが必要ないdvs対応/ライセンス付属のミキサーのみをご紹介致します。

Pioneer DJ DJM-250MK2 2ch DJミキサー

【主な特徴】
・スクラッチに最適なレイアウトとMAGVEL CROSS FADER搭載
・3バンドのアイソレーター機能を搭載
・トップモデルと同等のフィルター機能搭載

rekordbox dvs対応ミキサーとしては最も安価(記事作成時点で5万円台)で入手できるミキサーがこのDJM-250MK2になります。
非常にシンプルな構成で、とにかくコストを抑えたいが最低限の機能とrekordbox dvs対応のミキサーが欲しいという人におすすめのミキサーです。

Pioneer DJ DJM-450 Beat FX搭載 2ch DJミキサー

【主な特徴】
・クラブに常設機として設置されているプロDJ/クラブ向けDJミキサーDJM-900NXS2のレイアウトを踏襲
・DJM-900NXS2と同等のEQ ・チャンネルフェーダーのカーブ特性
・MAGVEL CROSS FADER を搭載
・BPMに連動するBEAT FXを搭載

クラブ常設機として導入率が高いDJM-900NXS2の基本機能・操作性を踏襲したDJM-450は自宅でもクラブと同じような環境で練習を行いたい人におすすめなモデルです。

Pioneer DJ DJM-750MK2 4ch パフォーマンス DJミキサー

【主な特徴】
・クラブに常設機として設置されているプロDJ/クラブ向けDJミキサーDJM-900NXS2のレイアウトを踏襲
・DJM-450が2chミキサーなのに対してDJM-750MK2は4chモデル

DJM-450が2chミキサーなのに対してDJM-750MK2は4chモデルとなっており、さらにクラブ常設機として導入率が高いDJM-900NXS2に近いモデルです。

Pioneer DJ DJM-S7 スクラッチスタイル 2ch パフォーマンスDJミキサー

【主な特徴】
・激しいスクラッチにも耐えられるMAGVEL FADER PRO搭載
・ダイナミックなプレイが可能な大型エフェクトレバー搭載
・各デッキに8つのパフォーマンスパッド搭載
・スムーズなDJ交代が可能な2基のUSBポートを搭載
・rekordbox DVSに加えSerato DVSにも対応

Pioneer DJ DJM-S11 プロフェッショナル向け スクラッチスタイル 2ch DJミキサー

【主な特徴】
・4.3インチタッチディスプレイ搭載
・激しいスクラッチにも耐えられるMAGVEL FADER PRO搭載
・ダイナミックなプレイが可能な大型エフェクトレバー搭載
・各デッキに8つの大型パフォーマンスパッド搭載
・スムーズなDJ交代が可能な2基のUSBポートを搭載
・rekordbox DVSに加えSerato DVSにも対応

まとめ

基本的にrekordbox DVS対応のミキサーは純正である「Pioneer DJ DJMシリーズ」がメインとなり、 「DJMシリーズ」はクラブ常設機の基本機能・操作性を踏襲した王道モデル。「DJM-Sシリーズ」はバトル系DJにターゲットを置いた機能が搭載されており、スクラッチやエフェクトを多用するスタイルのプレイに相性が良さそうです。

価格は5万円台から20万円オーバーのハイエンド機種まで選択肢がありますので、それぞれの予算と用途に合わせて最適なギアを選んでいただければと思います。

ターンテーブルを使用する場合は専用のコントロールバイナルも忘れずにゲットしましょう!

▼Serato DVS編はこちら

Serato DJ DVS対応ミキサーのおすすめ5選と選ぶ際の注意点
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