Engine DJ v3.0.0

Engine DJの最新バージョンv3.0.0がリリース。サンプラー機能が追加

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Denon DJやNumarkのオールインワンDJコントローラーのオペレーションシステムとしても採用されているソフトウェア「Engine DJ」の最新バージョンv3.0.0がリリースされました。

DJ用楽曲管理などが行えるEngine DJ Desktopとハードウェアに組み込まれているEngine DJ OSの両方でバージョン3.0へのアップデートが行われ、業界初となるスタンドアローンDJシステム用のサンプラー機能の追加をはじめとする新機能が追加されています。

Engine DJ OS V3.0.0 新機能

ドロップサンプラー

ドロップサンプラーは、スタンドアローンDJシステムおよびメディアプレーヤー用の初の内蔵サンプラーとなる新機能。

すべてのEngine DJデバイスに、ワンショットスタイルのサンプルを保存しトリガーするための8つのスロットが搭載されました。サンプリングしたいサンプルを右にスワイプし、画面下部のパッド、またはサンプラーモードでデッキの物理パッドをタップすると、ライブラリからサンプルをサンプルスロットにロードすることができます。新しいサンプラーパッドモードは、Engine DJハードウェアでShiftを押しながらRollパッドモードボタンを押してアクセスすることができます。ロードしたサンプルは、電源投入後やメディアソースを取り外した後でもサンプルスロットに保持されるため、よく使うサンプルをパッドにアサインしていつでもアクセスすることが可能になります。また、サンプラーの出力音量は、コントロールセンターのメニューから調整することができます。

サンプラーコンテンツ

サンプラーに加え、すべてのEngine DJデバイスに幅広いセレクションのサンプルがプリロードされるようになりました。サンプルには、ドラムキット、スクラッチフレーズ、ライザー、インパクトヒット、その他様々なエフェクトが含まれており、サンプラーコンテンツのメディアソースを選択することで、サンプラーデモコンテンツにアクセスすることができます。

Engine リモートライブラリ

Engine DJハードウェアからWi-Fiまたは有線ネットワークを通じて、直接Engine DJデスクトップ全体の音楽コレクションにアクセスできるようになりました。また、Engine リモートライブラリでは、ホットキューやループを準備したり、物理的なハードウェアコントロールでビートグリッドを調整したりすることが簡単にできます。プレイリストやパフォーマンスデータの更新は、Engine DJハードウェアとデスクトップコレクションの両方にリアルタイムで反映されます。

パフォーマンスパッドヘッドアップディスプレイ

すべてのEngine DJデバイスに、パフォーマンスパッドヘッドアップディスプレイが搭載され、ホットキューやループの名前、ロードされたサンプル、その他のパフォーマンスパッドの情報をメインディスプレイから直接簡単に確認することができるようになりました。パフォーマンスパッドのヘッドアップディスプレイは、コントロールセンターのスワイプダウンメニューでオン/オフを切り替えることができます。

アップデートの注意点

Denon DJ SC LIVE 4やNumark Mixstream Pro/Pro+ユーザーには馴染み深いEngine DJの最新アップデートは、新しくサンプラー機能の追加で、オールインワンDJシステムでのDJプレイの幅が広がるとともに、Engine DJデスクトップの音源ライブラリにワイヤレス連携が可能になったことによりハードドライブを介さずにスムーズなワークフローが実現できそうです。

アップデートする場合はデスクトップ/OS両方をv3.0.0にアップデートし、時間とハードディスク容量に余裕を持った状態で行うようにしましょう。

動作環境
WindowsWindowsのバージョン:Windows 10(64ビット)またはWindows 11(64ビット)
プロセッサー:i5 2.0GHz以上
メモリ:4GB RAM以上
ビデオカード:Intel HD Graphics以上
サウンドインターフェイス:DirectX対応インターフェイス
空き容量:150MB(アプリケーションに使用可能な容量)
注)Windows 10ユーザーはWindows Updateでインストールされる最新のパッチが必要
MacMacバージョン:macOS 10.15、11、12、または13
プロセッサー:i5 2.0Ghz以上、Apple M シリーズ
メモリ:4GB RAM以上
ビデオカード:Intel HD Graphics以上
サウンドインターフェイス:内蔵サウンドカードまたはCore Audio適合インタフェース
空き容量:150MB(アプリケーションに使用可能な容量)

Source: Engine DJ

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