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ステム(STEMS)対応のDJソフト・機材まとめ|ボーカルやドラムを分離してDJする方法

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曲からボーカルだけを抜いたり、ドラムだけを残したりできる「ステム(STEMS)」機能。数年前までは一部のソフトだけの機能でしたが、今では主要なDJソフトのほとんどが対応し、ステム操作用のボタンやパッドを備えたDJ機材も増えています。

とはいえ、ソフトによって機能の名前や使い方、必要な条件が違うため、何を選べばいいのかわかりにくいのも事実です。この記事では、ステム機能の基本と、主要DJソフトの対応状況、ステムを活用しやすいおすすめのDJ機材をまとめます。

ステム(STEMS)機能とは?

ステム機能は、1つの曲をボーカル、ドラム、ベース、メロディ(楽器)などのパートに分けて、それぞれ個別に操作できる機能です。AI(機械学習)を使って、普通の音楽ファイルからパートを分離します。

ステムを使うと、次のようなプレイができます。

  • アカペラ・インストを作る:ある曲のボーカルだけを、別の曲のインストに重ねるマッシュアップ
  • つなぎをなめらかに:次の曲のドラムだけを先に入れ、ボーカルがぶつからないようにミックスする
  • パートごとにエフェクト:ボーカルだけにエコーをかけるなど、パート単位で音を加工する

主要DJソフトのステム対応状況

DJソフト機能名ポイント
rekordboxSTEMS(TRACK SEPARATION)DDJ-FLX10やDDJ-GRV6など対応機材のステム操作に対応。WindowsではIntel第8世代以降・AMD Zen+以降のCPUが必要
Serato DJSerato Stems2022年12月のVer.3.0で搭載。Pad FXでパートごとにエフェクトをかけられるのはPro版。iOS版でも利用可能
TRAKTOR PRO 4ステム分離2024年のTRAKTOR PRO 4で搭載。iZotopeのRX技術を使い、ドラム・ベース・楽器・ボーカルに分離
djayNeural Mixモバイル版でも使える。djay Pro 5で処理速度と音質が向上
Engine DJStemsパソコンで事前にステムを作成し、Denon DJ・Numarkのスタンドアロン機材で再生(多くの機材は9.99米ドルのライセンスが必要)

各ソフトの詳しい特徴はrekordboxとは?、Serato DJとは?、Engine DJとは?で解説しています。

ステムを使うときの注意点

  • パソコンの性能:リアルタイムでパートを分離するため、CPUへの負荷が大きくなります。古いパソコンでは動作が重くなることがあるため、DJ向けパソコンの選び方で推奨スペックを確認しましょう。
  • 事前の解析:本番中に解析すると負荷がかかるため、使いたい曲はあらかじめ解析しておくのがおすすめです。
  • 有料機能の場合がある:ソフトや機材によっては、一部のステム機能が有料版やライセンスでのみ使えます。

ステムを活用しやすいおすすめDJ機材

ステムはソフトの画面だけでも操作できますが、専用のボタンやパッドがある機材なら、パートの抜き差しを直感的に行えます。

DDJ-GRV6 | AlphaTheta

【主な特徴】
・ドラムの抜き差し・重ね合わせに特化した操作系
・ドラムパートだけにエフェクトをかけられる(事前のパート分けは不要)
・rekordbox対応の4chコントローラー
・価格132,000円

DDJ-FLX10 | Pioneer DJ

【主な特徴】
・rekordboxのトラックセパレーション(STEM)機能に対応
・ジョグ上の表示やMIX POINT LINKなど高度な機能
・rekordbox・Serato DJ Proの両対応の4chモデル

Traktor MX2 | Native Instruments

【主な特徴】
・パッドの「ステム」モードでボーカル・ドラム・ベースなどをリアルタイムに操作
・TRAKTOR PRO 4のフル版が付属
・約6万円で手に入るステム対応コントローラー

DDJ-REV5 | Pioneer DJ

【主な特徴】
・STEM専用ボタンを搭載したバトルスタイルのコントローラー
・Serato DJ Proとrekordboxの両対応
・スクラッチやオープンフォーマットのDJに

RANE ONE MKII | RANE

【主な特徴】
・Serato DJ Proのステム(ボーカル・メロディ・ベース・ドラム)をコントロール
・高トルクのモーター駆動プラッター
・フェーダーでエフェクトを操作できるFader FX

Party Mix III | Numark

【主な特徴】
・Stemsコントロールを備えた手頃なエントリーモデル
・16個のパッド、ビートアシスト
・Serato DJ Lite・djayが付属

価格を抑えてステムを試してみたい人に向いています。コンパクトなMixtrack Go(同じくStems対応)も選択肢です。

ソフト・機材の組み合わせ早見表

使いたいソフトおすすめの機材
rekordboxDDJ-GRV6、DDJ-FLX10、DDJ-REV5
Serato DJRANE ONE MKII、DDJ-REV5、Party Mix III
TRAKTORTraktor MX2
パソコンなし(スタンドアロン)Engine DJ搭載機(Denon DJ SC LIVE 4など)、RANE SYSTEM ONE

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まとめ

ステム機能は、rekordbox、Serato DJ、TRAKTOR、djay、Engine DJといった主要なDJソフトのほとんどで使えるようになりました。ボーカルやドラムを自由に抜き差しできることで、マッシュアップやなめらかなつなぎなど、DJプレイの幅が大きく広がります。

使いたいDJソフトを決めたうえで、ステム用のボタンやパッドを備えた機材を選ぶと、より直感的にステムを使いこなせます。

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