Beatsourceとは?オープンフォーマット系DJにおすすめのストリーミングサービス

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BeatsourceはBeatportと統合され、2026年5月初旬完了を目処にスタンドアロン製品としては段階的に廃止されることになりました。詳細↓

DJ向けのストリーミング音楽サービスは年々DJソフト/ハードの対応が広がっており、音源ソースとして一般的なものになりつつあります。

日本国内においてはDJ用のストリーミングサービスの選択肢は多くありませんが、その中で有力候補の一つとなるのが、「Beatsource」というサービスです。

今回は、このBeatsourceのサービス特徴についてご紹介したいと思います。

Beatsourceとは?

Beatsourceは、世界最大のダンスミュージック専門の音楽ダウンロードストア「Beatport」と、DJ向け大手レコードプール「DJ City」が共同で設立したDJ用音楽ストリーミングサービスです。

Beatport自体も、「Beatport Streaming」という名称でストリーミングサービスを提供していますが、BeatportとBeatsourceは同じアカウントを共用でき、機能や使い方もほとんど同じとなっておりますが、Beatport Streamingではハウスやテクノなどいわゆる4つ打ち系のダンスミュージックが充実しているのに対して、Beatsourceはメインストリーム系の楽曲が中心となっており、扱うジャンルによって使い分けるという形になります。

Beatsourceのプランと価格

Beatsourceには、BeatsourceとBeatsource Pro+という2種類のプランが用意されており、いずれのプランも対応しているDJソフトウェア/ハードウェアからライブラリにアクセスできます。

2つのプランの大きな違いとしては、「価格」「音質」「DJエディットの利用」「オフライン利用の可否」の違いがあります。

特にDJエディットは、楽曲のインスト/アカペラやイントロ/アウトロが追加されたバージョン、禁止用語がミュートされたクリーンバージョンなど、DJプレイに使いやすいように特別にエディットされた楽曲が使用できるため、DJにとっては嬉しいポイントです。

BeatsourceBeatsource Pro+
月額価格$12.99 / 月$34.99 / 月
音質128kbps AAC256kbps AAC
DJソフトとの統合(rekordbox, Traktor, Serato, Engine DJ, Algoriddim djay, DJUCED, Virtual DJ, Reloop, WeDJ)
DJ Edit×
オフライン再生×
最大1,000曲

【注意点】
・DJソフト統合に対応しているソフトは、rekordbox, Traktor, Serato, Engine DJ, Algoriddim djay, DJUCED, Virtual DJ, Reloop
・オフライン再生はEngine DJベースのDJ機器(Denon/Numark)での使用は出来ない

月額価格は25ドルの差がありますが、256kbps AAC音質、DJエディットの使用、またオフライン再生にも対応していることから、本格的なDJ利用をするのであればPro+の契約にアドバンテージがありそうです。

なおBeatsourceは、rekordbox 6.6.1以前のバージョン、Serato DJ 2.4.4以前のバージョンでは利用できないため注意が必要です。

各プランとも30日間の無料体験が可能で、使い勝手や音質、楽曲ライブラリを確認した上で契約することが可能です。

Beatsource DJ

Beatport同様にWebブラウザベースの専用アプリである「Beatsource DJ」が提供されており、プレイリストを作成・管理したり、仮想デッキを操作して簡易的なDJプレイを楽しむことも可能です。

Beatsourceの対応DJ機材&ソフト

Beatsourceは、rekordbox, Traktor, Serato, Engine DJ, Algoriddim djay, DJUCED, Virtual DJ, Reloopと、市場に存在するほぼ全てのDJソフトウェアに対応しており、DJソフトウェアもしくはハードウェアからBeatsourceのサブスク契約をしているアカウントでログインすれば直接ライブラリにアクセス出来ます。

2026年3月、Beatportと統合される事が発表

2026年3月の公式発表で、BeatsourceはBeatportと統合され、スタンドアロン製品としては段階的に廃止されることになりました。

移行は段階的に実施されており、2026年5月初旬には完了する予定となっており、ユーザーはBeatsource.comにログインすることで、自分のアカウントが移行対象になっているか確認することができます。

移行プロセス自体は通常10〜15秒程度で完了するようですが、一度完了すると元に戻すことはできないそうなので要注意。プレイリストや購入履歴(プレイリスト形式)はBeatportに引き継がれますが、一部の楽曲はライセンス等の都合で一時的に利用不可(グレーアウト等)になる場合があるようです。

移行期間が終了すると、まだ手動で移行していないユーザーは自動的に移行され、Beatsourceへのアクセスはできなくなります。

サブスクリプション料金については、ほとんどのユーザーは、現在のプランに基づいたBeatportの新しいプラン(AdvancedまたはProfessional+)に自動で割り当てられます。Beatsourceプラン(月額12.99ドル)を利用している場合、移行後はAdvancedプラン(月額15.99ドル)に値上がりしますが、移行後最初の3ヶ月間は現在の料金が維持されます。

ユーザーが移行前に必ず行うべき準備は?

ユーザーは移行前に以下の対応を完了させておくことが強く推奨されています。

  • 購入済み楽曲のダウンロード: Beatsourceで購入した楽曲は、移行後にBeatportから再ダウンロードすることができません。必ず移行前にローカルへのバックアップを完了させてください
  • カートとホールドビンの整理: カートやホールドビン(キープ棚)に入っている楽曲は引き継がれません。購入するか、新しいプレイリストに移動させる必要があります。
  • オフライン・ライブラリの移動: DJアプリのオフライン・ライブラリにある楽曲は、移行前に一旦Beatsourceの新しいプレイリストに移動させてください。
  • 移行のタイミングに注意: Serato、rekordbox、VirtualDJなどのDJアプリで設定したキューポイント、ループ、グリッドなどのメタデータを引き継ぐには、使用しているDJアプリが公式にサポートされるまで移行を待つことが推奨されています。

まとめ

Beatsourceは、運営元が同じだけにサービスや管理画面もBeatport Streamingと非常に類似したサービスとなっています。

このような背景もあり「統合」という判断がなされたのは自然な流れと言えるでしょう。ユーザーにとっては一つのサービスで全てがまかなえる利便性の方が優ったということでしょうか。

Beatsource:https://www.beatsource.com/

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