レコードプレーヤー用カートリッジを始めとするアナログオーディオ関連製品を製造するortofon（オルトフォン）より、レコード再生時の盤の反りやうねりを抑え高忠実度（Hi-Fi）なレコード再生を実現する「レコードスタビライザー」が登場しました。
レコード盤上でウェイトの役割を果たすスタビライザー
レコードスタビライザーは、反りやうねりが存在するレコード盤の再生時にウェイトの役割を果たし、レコードをプレーヤーの回転部分（プラッター）に密着させることでカートリッジが正確に音声信号を読み取る助けとなる製品。
オルトフォンの新しい「Record stabilizer」は、Black/Silverのカラーバリエーションを備えるとともに、様々なプレーヤーでの使用を想定して自重240gのスタンダードモデルと自重350gのHeavyモデルの2種類が製品化されました。
スタンダードモデルは、エントリークラスのベルトドライブプレーヤーなどでの使用が想定され、Heavyモデルは重量級プラッターを備えたベルトドライブや強力なモーターを備えたダイレクトドライブのプレーヤーでの使用が想定されているとのこと。
両モデルともに切削加工されたアルミ無垢材の表面をサテンマット仕上げとし、更にアルマイトを施してプレミアムな質感を演出。底面に備えられた滑らかなフェルトシートはレーベル面は保護し、かつ密着の度合いも増すように意図されています。
側面に設けられたウェーブ状の意匠は、スタビライザーを手にした際の滑り止めも兼ねており、シンプルかつ曲線を多用した優美な北欧デザインの「用の美」を表現しているとのこと。
なお、このレコードスタビライザーのスピンドルホールは、レコード盤面からセンタースピンドル先端が18㎜までのレコードプレーヤーに対応しており、18㎜以上の場合はターンテーブルシートの厚みを増すなどの対応が必要となるそうです。
見た目にも美しいオルトフォンのレコードスタビライザーは、スタンダードモデルが税込価格¥12,100、Heavyモデルが税込価格¥16,500となっています。
