ターンテーブル、ミキサー、レコード針、スピーカー、大量のレコード、、、と一昔前までDJを始めるためには多額の初期投資が必要でした。
現在はテクノロジーの進歩で安価なDJ機材も増えてきており、初心者でも手を出しやすくなり趣味の一環としてDJを始める人も増えつつあります。
昔と比べてDJ機材のバリエーションも増え安価で始めることができるようになったとはいえ、DJ機材は安い買い物ではなく、特に10代、20代のこれからDJを始めたいと思っている若者にとっては大きな買い物であることは間違いありません。
今回は、そんな高額の買い物をできる限り賢く行いたい人のために、なるべく安くDJ機材を入手する方法について考えていきたいと思います。
DJ機材の価格確認
そもそもですが、DJ機材はメーカーが設定した市場価格で販売されていることがほとんどで、業界特有かもしれませんが、あまりセールというものが行われません。
定価に関しては、各メーカーサイトの商品ページを確認すればいいでしょう。また、価格.comのようなサイトで該当商品のページを見れば、各販売店の販売価格が一覧で確認できますので市場価格の確認が出来ます。
セールがほとんど行われないということは、その分価格が安定しており、売却するとなった際もよほど型落ちでなければ、ある程度の金額で売ることもしやすいと言えます。
その分、新品を購入する場合は、基本的にどの販売先で購入しても価格は横並びで、「安く入手する」という目的で購入先を選定する場合はECモールや販売店のポイントがいくらつくか、といった点が価格差になると言えます。
Amazon・楽天などのECモールで安く買う
DJ機材購入先の筆頭候補となるのはやはりAmazonや楽天市場などの大手ECショッピングサイトでしょう。
先ほどの説明のように、ほとんどのDJ機材の価格はどの販売店(出品者)も同じことが多く、メーカーのセールも期待できないため、ECモールが独自で行なっているポイント還元セールの期間に合わせて購入することが安く購入するコツになります。
Amazonをよく利用する人であれば、プライム会員になって、Amazonの「ポイントアップキャンペーン」を利用する(過去はAmazonの「タイムセール祭り」や「サイバーマンデー」、「プライムデー」と同時開催されています)。
楽天市場であれば、「5と0のつく日」や「楽天スーパーセール」、「お買い物マラソン」の期間に他の買い物と合わせて行うことでポイント還元を最大化させる。
といった具合に、購入時期と他の買い物を組み合わせた合わせ技で、なるべく多くのポイントをゲットして、結果的にDJ機材が安く買えるといった方法です。
クレジットカードで支払いをして安く買う
ポイントがつくのはECモールや販売店のポイントだけではありません。
クレジットカードで支払いを行うことで、それぞれのカードのポイント還元率によってカードのポイントももらうことが出来ます。
例えば楽天カードは買い物をするごとに1%のポイント還元が受けられ、さらに楽天市場での買い物で楽天カードで支払いをすればポイント還元率がアップするため、一石二鳥でポイントの二重取りが可能です。
ECサイト・販売店のポイントとクレジットカードのポイントの二重取りで、最大限安くDJ機材が購入できるという方法です。
クレジットカードは年会費無料のものも多いので、持っていない人はとりあえず1枚持っておいて損はないでしょう。
メルカリ・ヤフオク等のフリマサイトで安く買う
メルカリ・ヤフオク等のフリマサイトも安価にDJ機材を入手できる有力な購入先候補です。
勢いで機材を買ったけどほとんど使わなかった、というような個人の出品が結構多く、発売直後の機材やほぼ未使用の状態の良い中古・新古品機材が出品されていることも多く見られます。
中古でDJ機材を買う際に気を付けるポイント
安い価格で機材が入手できるフリマサイトですが、中には状態の悪い機材を説明なしに出品しているモラルの低い出品者もいます。
DJ機材をはじめとする音楽機材は、多彩な機能、複数の接続端子と確認すべき項目が大量にあり、出品側も全てが正常に動作するかを確認することは難しいでしょう。気になるポイントは複数枚の写真で確認する、動作不良が疑われる箇所がないか購入前にしっかり確認することが大切です。
DJ機材はフェーダーやノブなど可動部の故障が最も多いと思われますので、ガリがないかなど確認してもらいましょう。
フリマサイトなどで入手できる機材はほとんどが個人出品の中古品ですので、安価な代わりに相応のリスクはあるということを認識した上で購入した方がいいでしょう。
DJ機材を安く買うタイミング
最初にご説明したように、DJ機材はどこで購入してもほぼ同じ価格で、セールもあまり行われません。
そのため新品の購入タイミングは、「思い立った時が買い時」と言えるでしょう。
注意点として、人気機種やメーカーの生産問題が発生している時などは、市場に出回る在庫数が需要に追いつかず、転売ヤーのような出品者が定価より高い金額で販売している場合もありますので、メーカーサイトなどで定価はしっかり確認しておきましょう。
また、DJ機材に限った話ではありませんが、多くの機種は、後継となる最新機種が出るたびに新機能が搭載されて価格も上がっていく傾向にあります。基本的な機能という意味では新機種でも型落ち機種でもあまり差がないため、最新の機能は必要なくベーシックな機能だけで良い場合は少し古めの機材でも問題ないでしょう。
自分のDJスタイルに合った機能が搭載されているか、新旧機種でどこまで機能差があるかなど、重要な項目はしっかり確認して、ニーズにマッチした機材があれば、それが買い時、と言えるでしょう。
まとめ
今回は、なるべく安くDJ機材を入手する方法についてご紹介しました。
高額なDJ機材の買い物は勇気が入りますが、よく機材の情報を調べて、できる限りお得にゲットして、憧れのDJライフの第一歩を踏み出してください。