世界中のターンテーブリストやプロフェッショナルDJから絶大な支持を得るRane(レーン)より、ブランド初となるオールインワン・スタンドアロンDJシステム「System One」が発表されました。
これまでPC接続を前提としていたRaneのモーター駆動技術が、ついにラップトップなしで完結する「スタンドアロン形式」へと進化を遂げました。
Engine DJを初搭載したラップトップ不要の完全スタンドアロン仕様

RANE System Oneは、InMusicグループのDJプラットフォームである「Engine DJ」OSをRane製品として初めて内蔵。これにより、USBメモリやSDカード、さらには内蔵のSATAドライブベイを利用して、PCを持ち込むことなくプロフェッショナルなDJセットを完結させることが可能になったスタンドアロンDJシステムです。
新アーキテクチャ「OmniSource」は、DJがアクセスできる音楽ソースを劇的に広げ、本体内蔵のWi-Fi経由で、Apple Music、Amazon Music Unlimited、Beatportなどの主要ストリーミングサービスを、PCなしで直接ストリーミング再生できます。
また、将来的なファームウェアやソフトウェアアップデートにより、Serato DJ ProやAlgoriddim djayといったソフトウェアとの連携にも対応予定です(2026年初頭予定)。
ターンテーブルの感覚を再現する7.2インチ高トルク・モーター駆動プラッター搭載

Raneのアイデンティティとも言える「モーター駆動プラッター」は、7.2インチのフルサイズで搭載。クイックリリース・アダプターとアクリル製コントロール・バイナルを備え、アナログターンテーブルと遜色のない「本物の感触」を再現。
ハイトルクな回転はスクラッチやジャグリングにおいても完璧なレスポンスを誇り、デジタル音源を扱いながらも、指先に伝わる抵抗感や慣性はまさに伝統的なターンテーブリズムを維持しているとのこと。
また、ストップ・タイムの調整や33/45回転の切り替えなど、各プレイヤーのスタイルに合わせた緻密なカスタマイズにも対応しています。
Stems機能と25種類以上の内蔵エフェクト
現代のDJプレイに欠かせない「Stems(音源分離)」機能も、ハードウェアレベルで完全に統合されています。専用の「Acapella」「Instrumental」ボタンに加え、パッドモードでのStems操作により、ボーカルやドラムを瞬時に抜き出すことが可能。
エフェクトセクションも強力で、Rane伝統のアルミニウム製FXパドルを装備。25種類以上のメインエフェクトに加え、スクリーン上で直感的に操作できる「Touch FX」、フェーダーの動きに連動する「Fader FX」、さらに「Sweep FX」を組み合わせることで、従来のDJミキサーを遥かに超えるダイナミックな音色変化を生み出せます。
RANE System Oneのその他の特徴
- 7インチHD縦型タッチスクリーン
- オーディオ出力: XLR/RCAのメイン出力に加え、1/4インチのブース出力を完備
- オーディオ入力: 2系統のXLRコンボマイク入力には、アンチフィードバックや独立したEQ、エコー/リバーブを搭載。Bluetoothオーディオ入力も備えており、スマホからのバックアップ再生も容易
- 「MAG FOUR」クロスフェーダーを搭載
- SoundSwitch対応の照明コントロール
- 等々
RANE System Oneは、モーター駆動プラッターによるアナログターンテーブルのような操作感、スタンドアロンの柔軟性、多彩な音源ソースへの対応、エフェクトとパフォーマンス機能を併せ持つ次世代DJシステムの新たな基準となる可能性を秘めた1台になりそうです。
国内での価格や発売日は現時点で未定ですが、2499ドルという海外の価格を考えると日本での販売価格は40万円前後となる予想。国内での正式販売開始の続報を期待しましょう。
出典:RANE






