Rane Four

Serato Stemsに完全対応。Serato DJ用ハイエンド4チャンネルDJコントローラー「RANE FOUR」が2023年初旬発売予定

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2022年12月にリリースされたSerato DJ Pro/Liteのメジャーアップデートver3.0の目玉機能として新たに搭載された「Serato Stems」。

楽曲に含まれる、ボーカル、メロディー、ベース、ドラムを分離させ扱えるようにすることでDJプレイに新たな表現の可能性をもたらす革新的な本機能ですが、このSerato Stemsに対応した専用のボタンなどを備える新型DJコントローラー「RANE FOUR」が、Seratoと長年タッグを組んでハードウェアを販売しているRANE社からリリースされることがソフトウェアのアップデートリリースと同時に公開されました。

今回はこの「RANE FOUR」の特徴を見ていきたいと思います。

Serato Stemsを活用したパフォーマンスを最大限に引き上げる専用ボタンを搭載

RANE FOURにはSerato Stemsの機能を最大限に引き出す専用のボタンが複数搭載されている。

各デッキの右上に配置された「STEM-SPLIT」ボタンは一度押すだけでトラックのアカペラとインストが即座に分離し、それぞれ2つのミキサーセクションに割り当てられるため、ボーカルとインストをそれぞれチャンネルフェーダーやEQ、フィルターなどでコントロールする事ができ、エフェクトを加えたりパフォーマンスパッドを使用してカット&チョップを行うことも出来る。

Photo: RANE

また各デッキの右下には専用のステムセクションとして「ACAPELLA」「INSTRUMENTAL」ボタンが配置されており、楽曲のインストゥルメンタルおよびアカペラの音素材をワンタップで抜き差しする事が可能となっており、リアルタイムで左右デッキのトラックを組み合わせてマッシュアップやリミックスが簡単に行える。

Photo: RANE

STEMSパフォーマンスパッドモードでは、ジョグホイール下部に配置されたパッドでボーカル、メロディー、ベース、ドラムを即座に分離、ミュートする事ができ、最下列のパッドを使用すればそれぞれの音素材にFX効果を追加することも出来る。

Photo: RANE

ダイナミックなコントロールを可能にする内蔵FXエンジン

RANE FOURは専用の内部FXエンジンを搭載しており、合計22種類のハードウェアFXを利用する事が出来る。

Serato DJのソフトウェアFXにシームレスの切り替えることも可能で、DJパフォーマンスに多くのクリエイティブなアレンジを加えるためのオプションが用意されている。

Photo: RANE

発売は2023年3月8日

RANE FOURは、これまでのRANE製品の流れを引き継ぐプロ仕様の堅牢設計とクリエイティブなDJパフォーマンスを可能にする多彩な機能がハードウェア上に散りばめられたハイエンドの4チャンネルDJコントローラーであり、革新的なSerato Stemsとの連携で、新しいDJプレイの可能性を引き出してくれる機材の有力な候補となりそうです。

各販売店の最新のステータスでは、2023年3月1日より予約受付が開始され、発売は3月8日の予定となっています。

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