Serato DJ Pro & Liteの最新ファームウェアバージョン3.2.0が2024年7月30日にリリースされました。
大型アップデートとなる3.2.0では、以前のバージョンにもあったFX機能が更新され、ゼロから設計された新しいFXによってDJプレイのクリエイティビティをさらに強化する機能に加えて、Macユーザー向けのネイティブAppleシリコンサポートなど、Serato DJ にとって初めての機能が多数含まれています。
再設計された新しいFX
Serato DJ Pro 3.2.0では、FX機能がゼロベースで再構築され、おなじみのソフト内蔵FXが合計23種類に増え、サウンドエフェクト機能が強化されました。
従来のWolf Pack FXを所有しているユーザーも含まれ、ソフトウェアベースのFXに対応したハードウェアによって最大4つの組み込みFXを利用できるようになっています。
FX拡張パックをすでに購入している場合は、合計36種類の新しいDJ-FXを使用できるようになり、内蔵FXと有料FXを含めると合計59種類になります。
全てのFXリストはSeratoのこちらのページで確認することができます。
SuiteまたはExpansionsバンドルを使用しているユーザーは、Scratch Liveで長年人気のエフェクトであり今回復活したRoll Outが使用できるようになるほか、無制限の数のカスタムプリセットを作成、保存、名前付け、管理できるように。作成した独自のカスタムFXプリセットは他のDJと共有することもできます。
FXパネルも更新され、スリムビュー、デフォルトビュー、詳細ビューの3つの表示モードを含み、FXパラメータがさらに見やすく、詳細に表示できるようになりました。
ネイティブAppleシリコンサポート
Serato DJ 3.2.0では、Macユーザー向けにMシリーズチップを搭載したMacのネイティブApple Siliconをサポート。デバイスの処理能力が最適に使用され、操作がスムーズになる改善がされています。
Source: Serato