Numark Mixstream Pro Go

Numark「MIXSTREAM PRO GO」登場。Mixstream Pro+との違いは?

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高いコストパフォーマンスを誇るDJ機器を数多くリリースしているNumarkより、新しくAmazon Music Unlimited対応のスタンドアローン型DJコントローラー「MIXSTREAM PRO GO」が発表されました。

同じく2月にリリースされたNumarkの「Mixstream Pro +」との比較も交えてこの新しい「MIXSTREAM PRO GO」について見ていきたいと思います。

充電式バッテリー内蔵

まず、Mixstream Pro Goの最大の特徴とも言えるのは、「内蔵の充電式バッテリー」。多くのDJコントローラーは、ACアダプターやUSBバスパワー駆動などで電源の確保が必要でしたが、このMixstream Pro Goは、数時間におよぶ連続再生とパフォーマンスを実現する内蔵式バッテリーを搭載しているため、ベッドルームからビーチサイド、ライブストリーミングスタジオから中庭でのホームパーティまで、まさにいつでもどこででもDJプレイを楽しむことができる事が大きな特徴となっています。

Amazon Music Unlimited含めた主要ストリーミングサービスに対応であらゆるジャンルの1億以上もの楽曲に即座にアクセス

Mixstream Pro Goは、Amazon Music Unlimitedをはじめ、Beatport, Beatsource, Dropbox等、主要な音楽ストリーミングサービスに接続するためのWi-Fiを内蔵。こちらはMixstream Pro +と同様となっています。

楽曲データは読み込み時に内蔵メモリーにバッファリングされBPMとキーが解析されるため、途切れることのない再生とストレスのないパフォーマンスを実現するとしています。

2つのUSB端子と1つのSDスロットを搭載

Mixstream Pro Goは、2つのUSB端子と1つのSDスロットを搭載しており、こちらもMixstream Pro +と同様。

USBメモリやカードをMixstream Pro Goに挿入し、PCなしのスタンドアローンモードでパフォーマンスを始められるため、いままでDJで使用していたラップトップは、ライブストリーミングのための配信専用デバイスとして使用するなど柔軟性の高い運用が可能になります。

Serato DJ、Virtual DJに対応

対応DJソフトウェアは、Mixstream Pro +と同じくSerato DJとVirtual DJに対応。Serato DJ Liteは無償対応、Serato DJ ProとVirtual DJは有償ライセンス契約が必要になる点も同様。

7インチ高解像度タッチスクリーン搭載

Mixstream Pro Goは、マルチジェスチャー対応の7インチ高解像度タッチスクリーンを搭載しており、こちらもMixstream Pro +と同様。各パーツの配置や4種類の内蔵エフェクトもMixstream Pro +と同様になっています。

カスタムチューニングされた高品質なスピーカーを搭載

Mixstream Pro GoのスピーカーもMixstream Pro +と同様で、音量調節も可能なカスタムチューニングされた高品質なスピーカーを搭載。いつでもどこでも練習、ライブストリーミング、ビデオコンテンツの作成を行え、別途サウンドシステムと接続するときのモニタースピーカーとしても使うことが出来ます。

ライティングもコントロール

Mixstream Pro GoもMixstream Pro +と同じく、ワイヤレス接続で、Engine LightingによるPhilips Hue照明ハブまたはNanoleafシステムのコントロールが可能。

また、SoundSwitchデスクトップソフトウェアで搭載のタッチスクリーンを使ってDMX照明をコントロールが可能な点も同様となっています。

Mixstream Pro Go スペック(Mixstream Pro +と比較)

Mixstream Pro GoMixstream Pro +
オーディオ出力XLR 出力 (メイン左/右、バランス) x 1
RCA 出力 (メイン左/右、アンバランス) x 1
1/4” (6.35 mm) ステレオ出力 (ヘッドフォン) x 1
1/8” (3.5 mm) ステレオ出力 (ヘッドフォン) x 1
XLR 出力 (メイン左/右、バランス) x 1
RCA 出力 (メイン左/右、アンバランス) x 1
1/4” (6.35 mm) ステレオ出力 (ヘッドフォン) x 1
1/8” (3.5 mm) ステレオ出力 (ヘッドフォン) x 1
オーディオ入力1/4” (6.35 mm) マイク入力 x 11/4” (6.35 mm) マイク入力 x 1
その他入力ポートUSBポート (Type A) x 2
USBポート (Type B) x 1
SDカードスロット x 1
電源アダプター入力(充電および給電) x 1
USBポート (Type A) x 2
USBポート (Type B) x 1
SDカードスロット x 1
電源ポート x 1
■メイン出力
周波数特性20 Hz – 20 kHz +/- 1 dB20 Hz – 20 kHz +/- 1 dB
ダイナミック・レンジ> 114 dB (A特性)> 114 dB (A特性)
信号対雑音比> 94dB以上(A特性)> 94dB以上(A特性)
■ヘッドルーム
マイク> 16 dB> 16 dB
出力> 16 dB> 16 dB
チャンネルセパレーション< -110 dB (1 kHz, ユニティー)< -110 dB (1 kHz, ユニティー)
■T.H.D
ライン< 0.01% (1 kHz, ユニティー)< 0.01% (1 kHz, ユニティー)
マイクロフォン< 0.05% (1 kHz, ユニティー)< 0.05% (1 kHz, ユニティー)
■スピーカー
周波数応答20 Hz – 20 kHz +/- 1 dB20 Hz – 20 kHz +/- 1 dB
■アナログ入力
マイク-40 dBu(ユニティー)/ -60 dBu(最小)-40 dBu(ユニティー)/ -60 dBu(最小)
■アナログ出力
マスター,バランス+20 dBu(最大)/ +4 dBu(ユニティー)+20 dBu(最大)/ +4 dBu(ユニティー)
マスター,アンバランス+16 dBu(最大)/ 0 dBu(ユニティー)+16 dBu(最大)/ 0 dBu(ユニティー)
ヘッドフォン出力< 30 mW< 30 mW
電源接続: DC、センタープラス / 電圧: 12.0 V 3.0 A
外形寸法(幅×奥行き×高さ)566 x 284 x 74 mm566 x 284 x 74 mm
重量3.7 kg3.68 kg

Mixstream Pro GoのMixstream Pro +との違いは内蔵バッテリーの有無のみ?

Mixstream Pro GoとMixstream Pro +の違いは外観のカラーリングが異なる点以外は、スペック情報を見る限り、内蔵バッテリーの有無のみだと思われます。

重量が0.02kgの差しかないのは不思議ですが、価格に関しては、Mixstream Pro Goの税込市場想定価格は93,800円と、Mixstream Pro +(79,800円)と1万4000円の差があります。

ちょっとした外出先やアウトドアパーティーなど、電源確保が問題になるシチュエーションで活躍しそうなバッテリー内蔵のMixstream Pro Goは、スタンドアローンDJコントローラーとしては新たな有力候補となりそうですね!

Mixstream Pro Goは各販売店にて予約受付が開始されており、2023年5月13日(土)の発売予定となっています。

Numark: http://numark.jp/mixstream-pro-go/

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