中古DJ機材という選択肢。メリット・デメリットとおすすめ購入先3選

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たくさんの機材を素早く操作し音楽をコントロールするDJ。一つ一つの音を指先で扱うDJの姿はなんとも言えないカッコ良さがあります。

DJを始めるためには、DJコントローラー、ターンテーブル、ミキサー、レコード針、ヘッドホン、スピーカー、大量の音源、などなど一通り揃えないといけない機材がたくさんあり、特に資金に余裕のない若い世代にはDJという世界に足を踏み入れる高いハードルになります。

そんな高額なDJ機材を少しでも安く入手するために選択肢となるのが「中古DJ機材」という選択肢。

新品よりお得な価格で入手できる中古機材は魅力ですが、状態や機能に不安を覚えるのも事実です。今回は、中古DJ機材を購入する際に知っておきたいメリット・デメリットや、中古DJ機材の入手先となるおすすめ購入先をご紹介したいと思います。

中古DJ機材を購入するメリット

安く手に入る

中古DJ機材を購入するメリットとしてまず挙げられるのは、言わずもがなですが、「安く手に入る」ということ。

新品のDJ機材は当然定価かそれに近い価格で入手するしかなく、DJ機材の業界は慣習的にセールが行なわれることもほとんどありません。これからDJを始める人で少しでも価格を抑えたいビギナーユーザーは、中古DJ機材の購入は有力な選択肢になるでしょう。

すぐに手に入る

価格に加えて、中古DJ機材を購入するもう一つのメリットが、「すぐに手に入る」という点です。

中古品は完全に同じ状態というものが存在せず、全てが一点ものです。当然中古として販売されている機材は状態も様々で、現物が手元にある状態で出品がされています。

新品のように予約販売や、入荷待ちという状態がないため、購入すればすぐに手元に入手できるというスピード感も中古品購入の一つのメリットになります。

廃盤モデルが手に入る

中古DJ機材のもう一つのメリットは、生産が終了し新品では手に入らない廃盤機種も手に入るという点です。

DJ機材の中には生産終了後も根強い需要がある機材も存在し、新品で手に入らない以上、中古品が唯一の選択肢となっているモデルもあります。中にはプレミア化し新品よりも高額で取引されるような機種もありますが、市場で人気のある機種というのは流行に左右されない、機能も間違いないものが多いため、廃盤だが多くのユーザーがいる定番機種を狙う場合は中古が有力な選択肢となります。

中古DJ機材を購入するデメリット

状態が悪いものがある

中古機材を購入するにあたり最も大きなリスクになるのが、「商品の状態が悪い場合がある」という点です。

中古品というのは、前のユーザーがどれくらいの期間、どれくらいの頻度で、どんな環境で使用していたかなどは自己申告によるところが大きく、外観に問題がなくとも内部の部品の消耗が激しくすぐに故障したり、何かの機能が正常に動作しない、などの不具合が起こる可能性というのは排除できません。

中古機材の購入はそうしたリスクが潜んでいるという認識を持ったうえで、気になる点は事前に質問してクリアにしておく、などの対策も必要になるでしょう。

最新機能がついていない

中古DJ機材というのは基本的に最新モデルではない型落ち品がほとんどです。現代のDJ機材はパソコンやスマホと接続してソフトウェアと連携して使用するものも多く、あまりにも古い機材などは互換性の面で問題が生じるリスクが高まります。

中古機材を購入する場合は、まず自分はPCと接続してデジタル環境でDJがしたいのか、レコードを使ってアナログ環境でDJをしたいのかなど、どんなスタイルでDJを行いたいのかを明確にしておく必要があり、そのスタイルに適したDJ機材を探すことが重要です。

中古DJ機材を購入する際にチェックするべきポイント

スペック

DJ機材は様々な機能が搭載された電子機器です。チャンネル数やパッド数、エフェクトの有無など自分が求めているスペックを満たしているかどうか購入前に製品情報をしっかり確認しましょう。

設置や持ち運びを想定すれば、本体サイズや重量も重要な情報になるでしょう。

互換性

デジタルDJ機材はパソコンやモバイルデバイスとUSBケーブルなどで接続してソフトウェアと連動して使用するものが主流です。

買ったけど使えなかった。。。というような事態にならないように、自分の持っているパソコンやスマホ・タブレットと接続して使用することはできるのか、使用予定のソフトウェアと互換性があるモデルなのか、など使用環境を想定して対応しているモデルかどうかを購入前にしっかり確認することが大切です。

状態

DJ機材は、たくさんのノブやフェーダー、接続端子がついた精密機器です。中古品は状態も様々ですので、外観は複数枚の写真で確認する、動作不良が発生しやすいフェーダーやノブなどの可動部に異常がないかなどは購入前にしっかり確認することが大切です。

価格

中古DJ機材を購入する最も大きな動機は価格の安さであることがほとんどですが、人気機種でメーカーの生産問題が発生している時などは、市場に出回る新品の数が需要に追いつかず、中古マーケットで定価より高いプレミア価格で販売されている場合もあります。

中古品を新品価格以上の価格で買ってしまうようなことになれば本末転倒ですので、「急ぎで今すぐ欲しい!」というような状況でない限りはメーカーサイトなどで定価はしっかり確認しておきましょう。

中古DJ機材のおすすめ購入先

中古DJ機材の購入先となるのはオンラインがメインになります。先述の注意点などを踏まえて以下のような購入先で目当ての機材があるか探してみましょう。

メルカリ

個人間売買のメインプラットフォームである「メルカリ」は、中古DJ機材の購入先としても真っ先にチェックしたいサービスです。

国内トップクラスのユーザー数を誇る売買プラットフォームだけに、出品されている数も多く、目当ての機材が見つかる可能性も最も高いでしょう。

安い価格で機材が入手できるフリマサイトですが、中には状態の悪い機材を説明なしに出品しているモラルの低い出品者もいます。出品側も専門家ではない場合も多いため、全てが正常に動作するかを確認することは難しく、意図せずに動作不良がある商品を販売してしまうケースもあるでしょう。気になるポイントは複数枚の写真で確認したり、特に気になるポイントは正常に動作するか確認してもらうなど、購入前にしっかり確認することが大切です。

Yahoo!オークション

メルカリと同じく個人売買が中心のオークションサイトである「ヤフオク」も中古DJ機材の有力な購入先の一つです。

状態確認の注意点などはメルカリと同じですが、ヤフオクはオークションが中心のため、メルカリのように価格が固定ではなく入札によってどんどん金額が高くなっていく仕組みであることには注意が必要です。入札が少なければお得な価格で入手できるラッキーなパターンもあるため、お宝探し的な感覚で目当ての機材を探してみるのも良いかもしれません。

デジマート

デジマートは、国内の複数の楽器店、専門店の音楽機材を中心に取り扱う総合ECモール。複数の店舗の中古機材の出品を一箇所で確認することができる便利なサイトですが、大手プラットフォームであるメルカリやYahoo!オークションに比べて出品数が少ないため、目当ての機材が見つかればラッキーといったところでしょう。

中古DJ機材は購入だけではなく売却も検討しよう

今回は中古DJ機材の購入にあたっての注意点やおすすめサイトを紹介しましたが、これは売却の際にも応用できる知識です。

DJ機材には根強い需要があり、古いモデルでもそれなりの金額で売却できる中古マーケットが存在しているのも魅力の一つ。メルカリやYahoo!オークションで個人で売るのもありですし、めんどくさい販売やトラブルのリスクを避けたい人は専門の買取サービスを利用することもできます。

使わなくなったDJ機材は、売却・現金化して次の機材の購入資金にしたりすることもできるというのは、新品・中古問わずDJ機材購入のハードルをグッと下げてくれますね。

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