最新のmacOS 14 Sonomaに対応した他、一部の互換性のある機種でSeratoのトラック分離機能であるSerato Stemsに直接機器からアクセスできる新機能が搭載されました。
macOS 14 Sonomaを完全サポート
今回のバージョン3.1のリリースにより、これまで互換性が未確認であった最新のmacOSである14 SonomaにSerato DJ Pro/Liteが完全対応しました。
これでSeratoを使用するMacユーザーは心置きなく最新のmacOS 14 Sonomaにアップグレードすることができるようになりますね。
公式SeratoアクセサリでStem機能に直接アクセス可能に
3.1の新機能として、‘Replace Pad Mode with Stems’ (パッドモードをステムで置き換える) が搭載。17種類のOfficial Serato Accessories (OSAs)機種で、簡単なSerato内の設定をするだけで直接Serato Stemsを機器から扱えるようになります。
なお、OSAデバイスとしてサポートされた17の具体的な機種は以下の通り。
- AKAI Pro AFX
- Denon DJ LC6000 PRIME
- Denon DJ SC5000 PRIME
- Denon DJ SC5000M PRIME
- Denon DJ SC6000 PRIME
- Denon DJ SC6000M PRIME
- Pioneer DJ CDJ-2000
- Pioneer DJ CDJ-2000NXS
- Pioneer DJ CDJ-2000NXS2
- Pioneer DJ CDJ-3000
- Pioneer DJ DDJ-SP1
- Pioneer DJ DDJ-XP2
- Rane TWELVE
- Rane TWELVE MKII
- Reloop Neon
- Reloop RP-8000
- Reloop RP8000MK2
これまでハードウェアから直接Stemにアクセスできるのは「RANE FOUR」といったStem専用ボタンが搭載されたDJコントローラーのみでしたが、上記のOSA機種も対応したことによってさらにDJプレイの幅が広がりそうです。
クラブ標準機であるCDJ-3000やCDJ-2000NXS2にも対応していることから、Seratoユーザーは現場でも思う存分Stemを活用できるようになりそうですね。
出典:Serato