djayアプリ(iPhone/iPad版)の基本的な使い方を解説

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スマホ、タブレット用DJアプリとして最も人気のアプリのひとつ「djay」。

手元のスクリーンを指で操作するだけで本格的なDJプレイが出来てしまう高い操作性と充実した機能を備えた高性能DJパフォーマンス用アプリケーションです。

このページでは、djayのiPhone/iPad用アプリの基本的な使い方を解説していきます。

アプリのインストール

djayはApp Storeから無料でインストールする事が出来ます。

iOS/iPadOS 12.2以降のバージョンのOSを搭載した端末で利用する事ができます。

基本的な画面の見方

上記がdjayアプリを立ち上げた際の横向きの基本画面です。ターンテーブルが2台並んだインターフェースになっています。

アプリの各種設定を行なう画面には、画面中央ロゴマーク > 歯車マークをタップで移動することができます。

djayの基本的な使い方

楽曲のロード

まずは再生する楽曲を左右のデッキにロードします。

画面上部の「♫マーク」もしくは「Tap to load song」と書いてあるところをタップすると、楽曲ライブラリ画面が現れます。

ライブラリ画面は拡大/縮小表示が可能です。

djayアプリに標準で入っている楽曲のほか、iPhone/iPad内に保存してある音源データ、ストリーミングサービスの楽曲、iCloudやDropboxにクラウド保存した楽曲を読み込む事が出来ます。

【djay対応ストリーミングサービス】
Apple Music
Beatport Streaming
Beatsource
・SoundCloud Go+(国内利用不可)
・TIDAL(国内利用不可)

プレイしたい楽曲をタップするとデッキに読み込まれ自動的に再生が開始されます。(設定で自動再生をオフにすることも可能です)

♫マークを長押しすると、楽曲の取り出し、次の楽曲のロード、もう片方のデッキと同じ楽曲をロード、スクラッチ用楽曲のロード、Shazamのボタンが出てきます。

クロスフェーダーでミックス

画面中央下にあるのが「クロスフェーダー」で、フェーダー位置によって左右の音のバランスが変化します。右に振り切ると右の曲のみが、左に振り切ると左の曲のみの音が出ます。

クロスフェーダーを右に振り切った上記の状態では右デッキの音のみが出力される

クロスフェーダーの位置は左右デッキの音量と連動しており、左から徐々に右に移動させていくと、左の曲がフェードアウトしていくと同時に右の曲がフェードインしていきます。左右逆も同様です。

BPMを合わせる

テンポの違う曲同士をミックスする場合は自然なミックスにするためにBPMを合わせる必要があり、その際に便利なのが「SYNC」ボタンです。

SYNCボタンを押すと、楽曲のBPMがもう片方のデッキに読み込まれた曲のBPMに合うように自動で調整されます。

元のBPMに戻したい場合は、左右にあるピッチフェーダーのどこかをダブルタップすればBPMがリセットされます。

なお、基本的にBPMを変えると曲のキーも変わってしまいますが、ピッチフェーダーの横の小さな「♪マーク」をタップしオンにすると、元のキーを維持したまま曲の速さだけが変化するようにできます。

ターンテーブルの右下にある+/-ボタンを使って手動で曲のタイミングを合わせることも可能です。+/-ボタンを押している間だけ曲のスピードが速く/ゆっくりになるため、テンポが微妙に合っていない場合の微調整が行なえます。

また、クロスフェーダーの左右にある小さな矢印ボタンを押すと自動的にSYNCがオンになり、フェーダーがゆっくりともう片方のデッキ側に移動し、スムーズなミックスをしてくれます。

ここまでがクロスフェーダーを使った基本的なミックス方法です。

djayは有料プランへの誘導が激しめ

djayは非常に高機能なアプリで指先一つで様々な事が出来る素晴らしいアプリですが、無料で使用できる範囲は限定的です。

ユーザビリティ的に良くないと感じる点が、有料プランのみの機能がパッと見では分からず、タップして初めて無料では使えないと分かる点です。タップするたびに有料プランの誘導画面に飛ばされるため、無料のまま使いたい人には少々しつこすぎる印象を受けざるを得ないかもしれません。

有料プランへの誘導画面

djay有料プランの価格

とはいうものの、有料プランでは価格に見合う高機能がフルで使える魅力があるのも確かです。

djayの有料プラン価格は¥5,400/年もしくは¥750/月で、年額プランの方がだいぶお得な価格設定になっています。

ボーカル・インストの分離機能やアプリ内録音、プレイリスト作成や豊富なエフェクトなど様々な機能にアクセスでき、djayで本格的なパフォーマンスを行なうのであれば有料プランは必須とも言えるでしょう。

DJコントローラーとの併用でさらに本格的なプレイに

djayは高機能で操作感も良い優れたアプリですが、DJプレイには欠かせないボリューム、EQ、エフェクトなどの細かい操作をアプリ画面だけで完璧にコントロールする事は不可能に近いことも事実です。

より本格的なDJプレイを目指したいひとは、djay対応のコントローラーを導入し、ハードウェアでアプリをコントロールする事が次のステップでしょう。

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djayアプリのさらなる機能の紹介と応用編は別記事にてご紹介します。

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