DJ機材の保証はある?故障時に頼れる修理サービスのおすすめ

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故障や破損が発生して修理が必要になるのは電子機器であれば避けられないもの。長年愛用していた高価なDJ機材が故障するとショックですよね。

PCDJの普及とともにポータブル性に優れたDJコントローラーも増え、DJ機材の小型軽量化に伴って自宅以外に持ち出してイベント会場などで使用するシーンも多くなっています。

持ち運びするということはそれだけ振動や衝撃など外部の危険にも晒され故障の可能性も高くなります。

今回は、そんな万が一の故障の際に頼れる、DJ機材の修理サービスを提供している業者をご紹介します。

DJ機材の製品保証

DJ機材にはそもそもどのような製品保証が付帯しているのでしょうか。

最も普及率の高いPioneer DJのDJ機材であれば、購入後1年間の製品保証が付帯しており、製品保証を受けるには、購入日が明記されている購入証明(レシート、納品書、受注メールなど)が必要となります。

ただこの保証は初期不良や製造上の不備があった場合が対象となり、物損や使用におけるキズや摩耗は対象外になることに留意が必要です。

Pioneer DJ以外のメーカー製品でも保証期間は1年となっている場合がほとんどで、保証内容についても基本的には初期不良や製造上の不備が対応範囲となっており、各メーカーで差はあまりないと言えるでしょう。

DJ機材の修理サービス業者

メーカーサポート

修理を依頼するとなった場合に真っ先に候補になるのがメーカーによる正規の修理サービスです。

購入した店舗に問い合わせ、持ち込み、もしくは各メーカーのHPやユーザーマニュアルの最後のあたりに修理の際のカスタマーサポートの窓口が記載されている場合が多いため、まずはそこに問い合わせするのがファーストステップとなるでしょう。

Pioneer DJ製品であればメーカーであるAlphaTheta カスタマーサポートセンターが問い合わせ窓口となり、こちらのページから機種名などを検索することで事前に概算の修理料金を確認することもできます。

また、Pioneer DJ製品に関しては、業務用機材を対象に、自然故障や物損に対して最大3年の無償修理が受けられる保証プランである「AlphaTheta Care」という保証サービスも提供されており、上位プランには故障発生時の代替品の無償レンタルサービスも提供されるため、DJ機材を毎日の店舗営業等に利用する場合はこの保証サービスに加入しておくのも一つの選択肢です。

保証プランの金額は対象機材の価格の10~15%程度の金額となっており、加入は製品本体の購入から30日以内にする必要になります。

AlphaTheta Care 対象商品:
CDJ-3000、DJM-A9、DJM-900NXS2、DJM-V10、DJM-V10-LF、DDJ-FLX10、DDJ-REV7、DDJ-REV5、OPUS-QUAD、XDJ-RX3、XDJ-XZ、PLX-CRSS12、PLX-1000、PLX-500
*記事作成時点の情報

陶山特殊電気

陶山特殊電気は、愛知県名古屋市に拠点を置くDJ機材などの音響機器やパソコンの修理を提供するサービス。

最短1日で修理完了することもあるようで、名古屋近郊で急ぎのDJ機材修理が必要な場合は一度相談してみるといいかもしれません。

SNSでもDJ機材の修理や取り扱いに関する情報を積極的に発信されています。

公式サイト:https://www.std.nagoya/
X (Twitter):https://twitter.com/stdnagoya

FLASH BACK(DJ機材修理屋 dokukiri)

FLASH BACK(DJ機材修理屋 dokukiri)は、大阪府豊中市に拠点を置くDJ機材専門の修理サービス。

ブログで修理に関する情報を発信されているため、たくさんの修理実績があることが確認できます。

まずは公式サイトからメールで問い合わせしてみましょう。

公式サイト:http://flashbac9.web.fc2.com/index.html
ブログ:https://ameblo.jp/pcxyoukun2917/

Katagiri Repair Service

Katagiri Repair Serviceは、DJ機材などの音楽機材の修理、設置、製作、レンタル、カスタムを行うサービス。

公式サイトは見当たりませんでしたが拠点は東京のようですので東京近郊の方はSNS経由で問い合わせを行ってみるといいかもしれません。

Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100064768656632
Instagram:https://www.instagram.com/katagiri_r_s/?hl=ja

DJ機材の修理をする際に気をつけたいポイント

修理するより新品を買う方が安くなる可能性がある

DJ機材は特に比較的安価な製品の場合、修理するより新品を買う方が安くなる可能性があることに留意しましょう。ほぼ全損のような状態の機材であれば修理を諦めて新品を新しく購入した方が金銭的にも労力的にもメリットがあるかもしれません。

修理前にメーカーサイトや問い合わせから修理にかかる概算金額の情報を出来るだけ集めることが重要です。

修理費以外にもかかるコストがある

修理を依頼する場合、機材の修理代金そのもの以外にも配送料や手数料などがかかる場合が多いことも知っておきたいポイントです。

特にDJ機材はある程度サイズが大きいものが多いため、送料や元箱がない場合は梱包資材のコストも無視できない金額になることが多いでしょう。また、修理見積もりが予想外に高かった場合に修理をキャンセルする場合もキャンセル費用がかかることが一般的です。

最終的に修理にかかる金額が想定よりも高額になってしまわないように、修理依頼から修理完了品の受け取りまでの一連の流れと負担しないといけないコストをしっかりとシミュレーションして、修理することがベストな選択肢なのかどうかを判断しましょう。

そもそも故障の可能性を最小限にしよう

電子機器であるDJ機材は故障の可能性をゼロにはできませんが、日々のメンテナンスや取り扱いを注意することで長年にわたってトラブルなく使用できる可能性の高い機器でもあります。

クラブやバーなどで使用される機会の多いDJ機材ですが、イベント時はDJブース越しに乾杯をすることなどは御法度です。機材の上でドリンクをこぼして機材が故障しお店に迷惑をかけたり弁償しないといけないような事態になる可能性もあります。

ホコリなどの侵入を避けるために使用していないときはカバーをする、使用後は汗や手垢などを拭き取るなど簡単なメンテナンスで寿命を伸ばすことができる可能性が高いため、日頃から丁寧に機材を扱うこともプロフェッショナルなDJのアクションの一つではないでしょうか。

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