CDJ-3000の最新ファームウェアver. 3.00がリリース。Beatport Streamingに直接アクセスしDJプレイに使用することが可能に

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2023年6月27日に、Pioneer DJのフラッグシップマルチプレーヤー「CDJ-3000」の最新ファームウェア「ver. 3.00」がリリースされました。

StreamingDirectPlay」と呼ばれる新機能が追加され、世界最大のダンスミュージックプラットフォームの一つであるBeatportが提供するストリーミングサービス「Beatport Streaming」にCDJ-3000から直接アクセスし、Beatport Streaming上の最新の楽曲やプレイリストをDJプレイに使用することが可能になりました。

CDJ-3000からダイレクトにBeatport Streaming上の楽曲をプレイ

Beatport StreamingのProfessionalプランまたはAdvancedプランを契約しているユーザーは、CDJ-3000から直接Beatport Streamingが提供する楽曲ライブラリを使用したDJプレイができます。楽曲をロードした際に自動的にBPMやグリッド解析を行うため、楽曲の展開を波形表示で確認することができ、BEAT SYNC、クオンタイズを活用することもできるとしています。

同時使用できるデッキ数は、PRO DJ LINK接続している場合最大4台のデッキに楽曲をロードすることができます。

また、TOUCH PREVIEWに対応したDJミキサー(DJM-A9 、DJM-V10、DJM-900NXS2)とCDJ-3000をPRO DJ LINK接続しておけば、Beatport Streamingの楽曲をCDJ-3000にロードする前にDJミキサー上で聴いて確認することができ、試聴しながらより効率よく選曲ができるとのこと。

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事前に楽曲解析しておけばさらにスムーズに

クラウド上にある最新のrekordboxライブラリを使ってDJプレイができる機能であるrekordbox CloudDirectPlayとBeatport Streamingを連携させ、楽曲を事前に解析しておけば、クラウドを通じてBPMやKEY、波形の情報がCDJ-3000にすぐに表示されるので、楽曲をロード後に素早く直感的なDJが可能になる。また、Beatport Streamingの楽曲とrekordboxからクラウド上にアップロードした楽曲を混ぜたプレイリストを作成することも可能。

CDJ-3000上で設定したHOT CUEやMEMORY CUEはクラウド上に自動アップロードされるため、世界中どんな場所からでもCDJ-3000またはPC/Macから常に最新のライブラリにアクセス可能。

rekordboxのCreativeプラン/Professionalプランではプレイリスト数や楽曲数に制限なく使用することが可能です。

フラッグシップモデルでもいよいよストリーミングプレイが主流になる?

Beatport Streamingをはじめとするストリーミング音源をDJに使用する環境がどんどん整ってきており、ますますDJプレイの音源ソースの選択肢として存在感が高まってきていますね。

レコード一枚分ほどの値段でほぼ無限のような音源ライブラリを使用できるのですから、これも避けられない時代の流れなのかもしれません。

ソース:Pioneer DJ ニュースリリース

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