デジタル製品を再定義するスマートフォンやワイヤレスイヤホンで世界的に注目を集める英国のコンシューマー・テクノロジー・ブランド「Nothing」は、7月に発売予定の最新スマートフォン「Phone (2)」に、通知音を作曲できる新機能「Glyph Composer (グリフ・コンポーザー)」と、グラミー賞にノミネートされたエレクトロニック・ミュージックの世界的グループSwedish House Mafia (スウェディッシュ・ハウス・マフィア)とのコラボレーション「Swedish House Mafia Glyph Sound Pack」が利用可能になることを発表しました。
スマホの通知音を自分で作曲できるGlyph Composer
新機能のGlyph Composerでは、パーソナライズされたGlyph Ringtone(グリフ・リングトーン)を作曲することができる。Glyph Ringtoneは8-10秒のマルチトラックオーディオファイルとして提供され、最大2秒間の単音クリップは、同社のPhoneシリーズのアイコニックな特徴にもなっているスマートフォン背面のLEDライト「Glyph Interface」と同期することでサウンドとライトが連動する。
Swedish House Mafiaがミックスした音素材も搭載
作曲時の素材となるGlyph Sound Packには、5つの異なるトーンとサウンドミックスのコレクションが搭載された複数のパックが用意されており、その中の一つとしてSwedish House MafiaがミックスしたプリセットのGlyph Ringtoneも備えられているので、それをリミックスして楽しむこともできる。
スマホの着信音を自作するという新たな発想
スマートフォンに標準搭載される機能としては異色とも言える作曲機能を持ったPhone (2)。
若くクリエイティブな人々のためにデザイン主導のテック製品を作り出し、再びテック製品を楽しいものにしたい、というNothingの考えに基づいたこの新製品は、スマホの新たな価値を提案し、クリエイターの持つスマホの新たな選択肢として市場に受け入れられるのか注目したいですね。
ちなみに、Glyph ComposerはPhone (2)の発売時より、Swedish House Mafia Glyph Sound Packは今夏に利用できるようになる予定とのこと。
日本時間2023年7月12日 00:00 よりPhone (2)のオンライン製品発表会が開催予定なので、興味のある人は下記のイベントページより登録をしておきましょう。