日本を代表する電機メーカーであるパナソニック株式会社が展開する高級音響機器向けブランドで、DJ用ターンテーブルの元祖とも言えるSL-1200シリーズを生み出した「Technics」が、2023年8月27日、フランス・パリの「Champ-de-Mars Arena(シャン・ド・マルス・アリーナ)」で開催されたパリ2024オリンピック競技大会(以下、パリ2024)に向けたブレイキン競技のオペレーショナルテストイベントに、同社のターンテーブルSL-1210MK7(日本国内品番:SL-1200MK7)およびヘッドホンEAH-DJ1200などオーディオ製品を納入したことを発表しました。
パリ2024ではオリンピック史上初めてブレイキン種目が新競技として採用
2024年のパリ五輪では、オリンピック史上初めてブレイクダンスが新種目として採用され、DJが流す即興の音楽に合わせてパフォーマンスを披露し、審査員が技術力や表現力、構成などを評価する競技となります。
テクニクスは、パリ2024のブレイキン競技の公式DJターンテーブルとしてサポートを行い、競技を盛り上げます。
パナソニックは、最高位のオリンピックスポンサーであるTOP(The Olympic Partner)として30年以上にわたりオリンピックをサポートしてきており、パリ2024においても、プロジェクターや音響機器などさまざまな技術、商品、ソリューションを通じて大会の運営をサポートするとしています。
今回はブレイキンという新しい種目として採用された競技にDJ機材が活用されるということで、オリンピックという国際的な舞台でDJ機材やDJ文化が間接的にでも貢献し多くの人の目に触れる機会となるのは喜ばしいことですね。