Pioneer DJの定番ミキサー3機種がSerato DJ Proに完全対応

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Seratoは、最新アップデート「Serato DJ Pro 4.0.6」において、Pioneer DJのミキサーの中でも特に普及率の高い3機種(DJM-250MK2、DJM-450、DJM-750MK2)への公式サポートを開始したと発表しました。

DJM-250MK2 / 450 / 750MK2がSeratoエコシステムへ

これまでこれらのミキサーは、主にrekordbox専用の「Hardware Unlock」デバイスとして親しまれてきましたが、Seratoユーザーにとっては、高価なDVSインターフェース(Reloop Fluxなど)を介さなければ使用できないという高いハードルがありました。

今回のアップデートでは、これらのミキサーがSeratoによって公式マッピングされており、接続するだけでスムーズに使用可能になりました。

エントリーからミドルクラスまで網羅。各モデルのSerato対応のメリット

今回サポートされた3機種は、それぞれ異なるユーザー層に絶大な人気を誇っています。

  • DJM-250MK2(2ch): 最もコンパクトなセットアップ。今回の対応により、自宅での練習用やポータブルなDJブースにおいて、Seratoを最も手軽に導入できる選択肢となりました。
  • DJM-450(2ch): フラッグシップ機譲りのMagvel FaderやSound Color FXを搭載。スクラッチDJや、よりクリエイティブなミックスを求めるSeratoユーザーに最適。
  • DJM-750MK2(4ch): クラブスタンダードのDJM-900NXS2のレイアウトを継承した4チャンネル機。高度な4デッキミックスが可能になり、ホームスタジオから小規模な現場まで、Seratoを用いたプロフェッショナルなワークフローを構築できます。

DVSにも対応

Serato DJ Suite(有料拡張)を導入することで、DVS(Digital Vinyl System)にも対応します。

これにより、ターンテーブル+コントロールバイナルでの操作、CDJやプレイヤーとのハイブリッド運用、従来のDJスタイルを維持したままデジタル化といった柔軟なセットアップが可能になります。

特にDJM-250MK2やDJM-450のような2chミキサーでも、本格的なDVS環境を構築できる点は注目です。

広がり続けるSeratoの「ハードウェア・オープン化」戦略

今回のアップデートは、Seratoが近年進めている「ハードウェア・エコシステムの拡大」における象徴的な一歩と言えます。最近では、Native Instrumentsの「Traktor Kontrol Z2」や、Pioneer DJの「DDJ-RB」といった、競合他社の人気機種や過去の名機へのサポートも立て続けに発表されています。

これは、DJが「機材に縛られることなく、好きなソフトウェアを自由に選べる」という柔軟な環境を推進するものであり、ユーザーにとっては既存機材の価値が再定義される大きなチャンスです。

かつては「rekordboxか、Seratoか」という選択を迫られていた機材選びが、これからは「どちらも使える」という自由へと変わっていくのはユーザーとしては嬉しい限りですね。

出典:Serato

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