Serato DJの最新ファームウェアバージョン3.3.2が2025年5月8日にリリースされました。
3.3.2では、レガシーハードウェアへのサポートとして、Traktor Kontrol Z2とPioneer DJ DDJ-RBに新たに対応したほか、いくつかのバグ修正が含まれています。
今回サポートされたNative InstrumentsのバトルDJ向けミキサー「Traktor Kontrol Z2」は2013年発売、Pioneer DJのDJコントローラー「DDJ-RB」は2016年の発売と、両機種とも発売から10年前後経過しているレガシーハードウェアと言える存在です。
今更なぜ対応?と疑問も湧いてきますが、まだ一定規模のユーザーが存在しているということなのでしょうか。

Traktor Kontrol Z2はSerato DJ Pro/DVSに対応(有償)、DDJ-RBはSerato DJ Liteにハードウェアアンロックで対応(Proに有償アップグレードも可能)となっており、トラック分離機能Serato Stemsなどの最新機能にも対応しています。
両機種を使用しているユーザーには最新のSeratoの機能を活用できるということで嬉しいニュースになりそうですね。
10年近く経過している製品とあってすでに販売は終了していますが、DJ機材を買いたいけど新品は高くて躊躇している人は、中古で安価に入手できる両機種は購入候補として狙い目になってくるしれません。
両機種の中古相場を調べたところ、Traktor Kontrol Z2は4万円前後、DDJ-RBは2万円前後といったところ。状態の良い機材が中古マーケットに出てきたら早めに確保したほうがいいかも。
出典:Serato