2025年10月28日にリリースされたスマートフォン用DJアプリケーション「rekordbox for iOS/Android」の最新バージョンに、録音機能が追加されました。
rekordboxモバイルアプリでDJミックス録音が可能に
rekordbox for iOS (ver. 4.5.8)、rekordbox for iOS (ver. 4.5.8)では、モバイル端末単体またはDJ機器と接続した状態でミックスを録音できる機能が追加されました。
スマホやタブレットでDJプレイを行い、そのまま録音・保存し、シェアできる環境が整ったことになります。
録音したデータはすぐにシェア可能/形式も選択可
録音後のファイルにはタイムスタンプが付与され、直接SoundCloudやMixcloudといったプラットフォームにアップロードできます。さらに他アプリへの送信やクラウド保存、編集も可能です。保存フォーマットはAAC/WAVの選択が可能で、用途や音質に応じた録音が可能です。
無料/有料の録音枠とサブスクリプションの条件
録音機能は、週あたり最大30分まで無料で利用できます。
有料サブスクリプションに加入すると、より長時間の録音や高音質(WAV)保存など、録音機能を拡張できます。録音機能を使用するには最新バージョン(iOS/Android共に ver.4.5.8)が必要です。
モバイルDJ環境がさらに進化
この録音機能追加は、モバイル版rekordboxが「いつでもどこでもDJプレイ可能」という方向性をさらに後押しするものになりそうです。
rekordboxには、初心者向けの「Liteモード」の追加で、シンプルかつ直感的な操作で誰でも気軽にDJプレイを始めることができるようになっている他、Apple Music等の人気音楽ストリーミングサービスとの連携機能も充実しているため、録音機能の追加はこの流れの自然な拡張といえます。
従来、録音はPC版やハードウェア中心でしたが、モバイルだけで完結できる環境が整うことで、ストリート、出先、ホームDJなど、場所を選ばずにクリエイティブな活動が可能になります。
移動中や旅先でスマホだけ使ってミックスを録音し、そのままSNSやクラウドで共有するというその時のフィーリングを逃さないリアルタイム性の高い使い方や、ハードウェアを使ったライブパフォーマンスの録音もモバイルで完結できるため、現場での“あとレビュー”や“アーカイブ用”にも活用できます。録音ファイルがすぐに次のDJセット素材として活用できる点も大きなメリットです。
高い音質での録音や録音時間の制限を気にせずに使用する場合は有料サブスクリプションに加入して最大限活用するのもありかもしれません。
出典:rekordbox






