djayがやってくれました。
ドイツに拠点を置き、先進的なDJ用アプリケーションで知られるalgoriddim社のDJ用ソフトウェア「djay」がApple Musicに対応することが発表されました。
Apple Musicの1億曲以上のカタログがDJで使用可能に
スマホ、タブレット用DJアプリとして最も人気のアプリのひとつである「djay」は、2024年2月1日、製品ライン全体にアップルの純正音楽ストリーミングサービスとしてiPhoneなどのApple製モバイル端末との高い親和性で人気を誇る「Apple Music」を統合し、167か国でdjayアプリ内からApple Musicの1億曲以上のカタログにアクセスし、DJプレイに使用できるようになったことを発表しました。
ユーザーは、djayアプリから直接Apple Musicのライブラリにアクセスすることが可能になり、djay対応DJコントローラーを使用すればApple Music音源をDJハードウェアからもコントロールすることができます。
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DJで使えるストリーミングサービスの有力な選択肢に
djayと言えば、過去に世界最大手の音楽ストリーミングサービスの一つである「Spotify」と連携していたことでも知られ、Spotify上の音源をDJで使用することができましたが、2020年7月にその連携機能は提供が終了していました。
これまで、DJに使えるストリーミングサービスとしては、ダンスミュージック系音源専門サービスの「Beatport Streaming」「Beatsource」のほか、メジャー系サービスとして「Amazon Music Unlimited」が選択肢としてありました。
Beatport StreamingとBeatsourceに関しては、主要なDJソフト、ハードウェアほとんどから使用することができますが、Amazon Music Unlimitedに関してはNumark、Denon DJの一部機器からのみアクセスでき、ストリーミング音源のDJ利用には制限が多い状況でした。
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今回のdjayによるApple Music対応で、DJ用ソフトウェアとしてdjayを使う大きな理由ができ、djayにとってかなりのアドバンテージになることは間違いないでしょう。
Apple Music有料会員ユーザーはdjay Proの全機能を2か月無料トライアル可能
djayはApp Storeより無料でダウンロードし、基本的な機能はフリープランのまま使用することができますが、ボーカル・インストの分離機能やアプリ内録音、プレイリスト作成や豊富なエフェクトなどの機能を使用するためには、¥5,400/年もしくは¥750/月で有料プランに加入する必要があります。
7日間無料トライアルができるとともに、既存のApple Music有料会員ユーザーには、djay Proサブスクリプションの2か月無料トライアルが提供されるとのことです。
DJソフトとストリーミングサービスとの連携を待ち望んでいたユーザーも多いだけに、Apple Musicユーザーはdjay活用一択となるかもしれません。
出典:Algoriddim