Apple Musicがrekordbox/Seratoでも利用可能に。ストリーミング音源でのDJがさらに身近に

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2024年10月に発表されDJ業界の大きなニュースとなったalgoriddim djayのApple Music対応。そして今回、2大DJソフトと言える「rekordbox」「Serato」もApple Musicに対応することが発表されました。

アマチュアからプロまで幅広くユーザーを抱える両ソフトのApple Music対応は、DJにとって音源の入手方法を大きく変える可能性を秘めています。

DJ用の音源を買う時代は終了か?

rekordbox/SeratoはこれまでBeatport Streamingのようなサービスには対応していましたが、メジャー系音楽ストリーミングサービスには対応していませんでした。

Apple Musicのような大手サービスが対応しDJの音源として利用できるようになることによって、1億曲以上という膨大な音楽ライブラリにアクセスし選曲の選択肢が大幅に広がります。

ユーザーはrekordbox/Seratoを最新バージョンに無料アップデートするだけで、Apple Musicとの連携の準備が整います。

この連携に伴い、Apple Music内にはAlphaThetaとSeratoの公式キュレーターページが開設されており、人気DJ陣によるプレイリストやDJ Mixが公開されています。

Apple Music AlphaTheta Curatorページ

Apple Music Serato Curatorページ

OMNIS-DUOとXDJ-AZでは機材から直接Apple Musicの楽曲にアクセス可能

AlphaThetaのオールインワンDJコントローラー「OMNIS-DUO」と「XDJ-AZ」は、StreamingDirectPlay機能によりパソコンを介さずに直接Apple Musicの楽曲にアクセス可能に。rekordboxのサブスクリプション契約なしでも利用できるため、ネット環境さえあれば1億曲以上の音源ライブラリにDJハードウェアから直接アクセスできることになります。

rekordboxのCloud Library Syncにも対応しており、移動中にrekordboxアプリでApple Musicの楽曲をインポートしHOT CUEを設定しておき、PCや上記対応機種からプレイする、というようなDJ準備からプレイまでをシームレスな共有でスムーズに行うこともApple Music音源で可能になります。

NumarkやDenon DJのEngine OSベースのコントローラーにも対応

また、rekordbox/Seratoに加えて、Numark/Denon DJの一部DJコントローラーも同じくApple Musicに対応しており、具体的な対応機種は以下の通りとなっています。

これらNumark/Denon DJのコントローラーはこれまでもAmazon Music Unlimitedに対応しており、Apple Musicにも対応することで選択肢の柔軟さでは最も優れているコントローラーになるかもしれませんね。

djayには大打撃?

かなりのアドバンテージであったApple Music対応という切り札で多くのユーザーを獲得できたと推測されるdjay。

今回2大DJソフトであるrekordbox/Seratoが対応することになり、djayにとってはかなり厳しい展開になるかもしれません。

Apple Musicは1か月無料で利用可能

これまで一部のハードウェアやソフトウェアでしか利用できなかったストリーミング音源でのDJが、世界最大手の音楽ストリーミングサービスの一つであるApple Musicと世界で最も多くのユーザーを抱えるrekordbox/SeratoというDJソフトに対応したことによって、多くのユーザーがDJスタイルを変えるキッカケになる可能性を秘めています。

Apple Musicに新規に登録するユーザーには1ヶ月の無料体験期間が用意されておりますので、rekordbox/Seratoからの使い勝手を試してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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