超低遅延ワイヤレスDJヘッドホン「HDJ-F10」が登場。DJブースでケーブルから解放され自由なパフォーマンスが可能に

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AlphaTheta株式会社は、独自開発の超低遅延ワイヤレス技術SonicLinkを搭載した新たなDJヘッドホン「HDJ-F10」を2024年冬に発売することを発表しました。

超低遅延ワイヤレスDJヘッドホンでブースでのパフォーマンスがさらに自由に

HDJ-F10は、2024年1月にAlphaThetaブランドの第一弾製品としてリリースされたポータブル・ワイヤレスDJスピーカー「WAVE-EIGHT」にも搭載された独自開発の超低遅延ワイヤレス技術SonicLinkを搭載。

専用のトランスミッター HP-TX01と組み合わせることで、従来の遅延が大きいBluetooth接続の約1/20となる9m/secというレイテンシーを実現し、まったく遅延を感じることなく、快適で正確なモニタリングを実現するとしています。

最大通信距離は、見通しの良い状態で約15mと、DJブースを離れてフロアに行っても問題ないかもしれません。

新開発のイヤーパッドとハウジング構造による高い遮音性と大音量再生

HDJ-F10は、新規に開発されたイヤーパッドとハウジング構造により、Pioneer DJのフラッグシップヘッドホンHDJ-X10を上回る高い遮音性を実現。大音量のDJブース内でも楽曲の細部までクリアな音質のままモニタリングできるとしています。

新しいフラッグシップモデルとして音質にも徹底的にこだわり、同じく新開発の40mmドライバーユニットは、2種類の異なる素材を組み合わせたPEEK-PU-PEEK複合振動板を採用し、低音域から高音域まで細かな音も聞き分けができる高解像度サウンドを実現するとのこと。

また、アメリカ国防総省が制定するMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠しており、過酷な環境下でも長時間使用できる高い耐久性を誇ります。

日常使いのヘッドホンとしても

HDJ-F10は、通常のBluetooth接続にも対応しており、ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能も搭載しているため、日常使いのヘッドホンとしても活躍します。

内蔵マイクも搭載しているためハンズフリー通話やSiri、Googleアシスタントなどの音声アシスタント機能の利用も可能です。

SonicLinkとBluetoothはヘッドホンに搭載された物理スイッチで切り替えることができ、DJ用、普段用とシームレスに切り替えることが可能です。

長時間バッテリーでロングプレイも安心

ワイヤレスヘッドホンとして気になる持続時間は、SonicLink使用時で最大9時間、Bluetooth使用時で最大30時間の連続使用が可能。空の状態から満充電にかかる時間は約2.5時間となっています。

なお、ケーブルも付属してしているため有線接続でも使用可能です。

HDJ-F10の価格と発売日

商品型番希望小売価格 (税込)
プロフェッショナルワイヤレスDJヘッドホンHDJ-F1058,300円
プロフェッショナル ワイヤレス DJヘッドホン&トランスミッターHDJ-F10-TX74,800円
プロフェッショナル ワイヤレス DJヘッドホン用トランスミッターHP-TX0119,800円

ワイヤレスヘッドホンHDJ-F10とトランスミッターHP-TX01は共に2024年冬に発売予定。遅延の問題で選択肢にすることが難しかったDJヘッドホンのワイヤレス化の大本命になるかもしれません。

出典:AlphaTheta株式会社 プレスリリース

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